心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年07月02日(金) 「金はあるときに使え」という信条

長女が滲出性中耳炎の手術を受けることになりました。手術日まで決まっています。手術したところで効果は限定的なのはわかってるのですが、放っておくと聴覚に永久的な損傷が出る可能性があると言われると、放っておけないものです。それでも高額医療費の対象にもなりますし、保険からもでるのでまあ良いでしょうか。

次女のほうは下顎前突(類人猿のように下の顎が上より出っ張る)という症状が出ています。これが美容上の問題だったら「大人になるまで我慢してね」で済ましてしまうところですが、生えない永久歯があるせいで、歯が乱杭になると脅されると我慢してもらうわけにもいきません。歯列矯正は高くて、しかも健康保健も保険もききません。

この前壊れた洗濯機の支払いもあるし、壊れたパソコンの修理費用もあります。僕の生命保険は年払いなので、その請求も来ます。アルコホーリクが生命保険なんて贅沢かもしれませんが、そこで「アル中だから」という言い訳をしてしまうのは、僕の場合は反則です。

「金がないという悩みは、金があるヤツには理解できない悩みだ」という分かち合いを電話で仲間としました。

週末のパルコ前の駐車場は若い女性で混みあっていました。僕はノートPCと弁当箱とA4ファイルを抱えて、彼女たちの間をすり抜け、かばん屋の3階へと急ぎました。ゼロ・ハリバートンのケースにこの3つがちゃんと入るか確かめるためです。
かばん屋の店員にもすっかり顔を覚えられてしまいましたが、ここでは買いません。

帰宅してから、並行輸入のショップへ注文を出し、銀行振り込みの予約を済ませました。
まあ、錬金術は知らないけれど、金はなんとかなるでしょう。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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