心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年04月25日(日) ビバ・輪番制

大阪でのAAのサービス・フォーラムへ。

今回はパソコンを持っていかないことに決めていました。触るパソコンがなければ、腕の炎症も少しは癒えるだろうという考えです。高速バスに5時間も乗ると、さぞかし飽き飽きするだろうと思っていたのですが、行きも帰りも寝ている間に着いてしまいました。

サービス活動とは、AAを維持し、それを伝えていこうとするすべての行動を含んでいます。

会場は熱気に包まれていました。この熱気が一部のメンバーのものに過ぎないのは残念なことに思います。でも、じゃあ僕が毎年このフォーラムに参加するかといえば、毎年は出ないだろうなという気がします。

家族もちはサービス活動をするなと言う気はありませんが、ステップの12に書かれているように、(家族に対する義務からは解放されているがゆえに)「素晴らしいサービス活動を展開できるのは、独身のAAメンバーの特権」であるからです。

残念ながら僕はその特権には恵まれていません。それはそれでよいのだと思います。
何らかの理由で家族を持たない人たちが、自分の時間をAAのために継続的に捧げています。その捧げ方はさまざまですが、そういう人たちの存在にAAは大きく依存しているのは事実です。

AAのサービスは輪番制です。どんなに「やりたがり」の人でも、任期が終われば椅子から放り出されます。どんなに嫌々やっている人でも、時期が来れば開放してもらえます。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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