心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年09月15日(月) ひきこもりたいぞ

人間の一生は短く、一日は24時間と決まっているのだな、と最近強く思います。

昔はマンガを読みすぎる子供達が問題にされたものですが、最近の子供達はビデオゲームがお好みのようです。そして、そのぶんマンガは子供達のものではなくなってしまいました。ゲームに費やしたぶん、マンガを読む時間は減るのです。レジャーが多様化し、映画は衰退しました。本がゲームに、ゲームがケータイに、会話がメールに。人の持っているお金は増えたり減ったりするけれど、人の持っている時間は万人に平等です。
20年前に「大人になってからコンピューターゲームにハマった僕らには、ゲームの持つ本当の意味はわかりません。これからゲームで育つ子供達が大人になったときに、何かが変わるでしょう」と言ったものですが、世の中は変わったでしょうか。

時間を大切に使わないといけない、つくづく思います。しかしそれが建設的な方向に向かわないのがアルコホーリクの悲しさでしょうか。「せっかく時間を割いたのだから」という欲と業が出てしまうと、結局は自分も他人も傷つけてしまいます。12&12風に言えば「本能の暴走」でしょうか。

失敗を繰り返しても、時間さえ無制限につぎ込めば、成功体験が保証されているゲームの世界。お金も時間もエネルギーも制限付きで、成功の保証のない現実世界。

働かずに食っていけるだけのお金さえあれば、僕はひきこもりになりたいですね。「そうは思えないワーカホリック」だと周囲からは言われますが。

子供達と公園へ。モルモットを放したらハーブの草むらにもぐりこんでしまい、30分も踏み荒らしながら探していました。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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