心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年09月14日(日) マーフィーの法則

マーフィーの法則()というものはよく当たるもので、急いでいるときに限ってコピーのトナーが切れたのでした。そして慌ててトナーカートリッジを交換したせいで、トナー粉が飛び散り、おまけに気を取り直してコピーを再開したら白紙が何枚も出てきて、思わず机を蹴り上げるところでした。机を蹴る代わりに、心の中で「かみさまわたしにおあたえくださいじぶんにかえられないものを・・・」と何度も繰り返しますと、世の中における自分という存在のちっぽけさなどを思い出しまして、多少落ち着きます。

しかし、まるで魂が病んでいない人が、

「星空を見て大宇宙の大きさを思ったら、自分の悩みなんてちっぽけなもの」

だなんて言って笑っているかのような爽やかさは<まるでない>自分であります。

病院メッセージの輪番でした。偶然スポンサーに会いました。最近は滅多に会うこともなくなり、電話をかけることもなくなっています。とは言え僕にとってはたった一人のスポンサーです。ちょっと老け込んだような雰囲気を感じたのですが、やはり鬱の状態が良くないという話でした。互いに難治性のうつ病を持つ者として、共感できるところは多いものです。
とにもかくにも、人生をスマートに生きようとしてもダメなんであって、まさに struggle という言葉のように、もがきあがいてドタバタやりながら生きていくしかないのだということが、二人を結び付けている糊であります。

こんどの週末が娘の運動会なのですが、長年使った義父のハイエイト・ハンディカムのバッテリーが再起不能になってしまったので、新しく買うことにしました。世の中はいつの間にかminiDVという規格になっていました。僕は運動会に間に合うように帰っては来れないでしょうから、ビデオが役に立つというものです。

※:マーフィーの法則 「人間は必ず失敗を犯し、大切なときに限って間違ったほうを選んでしまう」という人類普遍の原理。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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