ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年06月08日(日) 苺 病院メッセージ。僕の退院した病院を、実に半年振りに再訪しました。
というのも、この病院へのメッセージは月に1回。それを三つのグループ集団が輪番で担当しています。だから、自分の属するグループ群の番が回ってくるのは3ヶ月に一回。そして、前回は仕事の都合(だったかな)で行けなかったせいで、6ヶ月ぶりとなってしまったわけです。
僕は病院メッセージのあり方について、かなり真剣に悩んだ時期もありました。しかし最近では、単に「AAという存在を知ってもらうための広報活動の一環」として捉えているだけです。以前と違って、病気への認識とか、自助グループの必要性とかは、病院のスタッフの方がよく理解してくださっています。だから、そうした基礎的なことを微に入り細に穿って繰り返す必要はなくなりました。AAプログラムの紹介も、それほど熱を入れなくても大丈夫であると確信しています。「このプログラムには効果があります」それだけが伝わればいいのでしょう。
もっと回数を増やし、シリーズ性を持たせれば効果は違うのかもしれません。でも、じかの12ステップ活動をしたければ、ベッドサイドまで行く必要があるのでしょう。だから、広報活動と割り切って、他のこととバランスよくやるのが僕の考えです。
そういえば、「終わりに質問を受け付けます」と約束したのですが、あっさり終わりにして帰ってきてしまいました。まあ、みんな退屈そうな顔をしていたし・・・、と自分に言い訳。
苺のプランターからランナーが伸びています。DIYショップで鉢3個と丸土と栄養土を買ってきました。およそ千円でした。夕日の中で子供達と「簡単ガーデニング」。
鉢の底にキッチンで使う網を敷き、3分目ほど丸土を、残りは栄養土をのせ、あとは伸びた蔓の下に置くだけです。
「鉄製のベランダに土を持ち込むと錆の原因になる」と家主である義父はご機嫌斜めですが、子供達が喜んでいるので強くは言いません。それに、しっかりと根付いたら、親株から切り離して、地面に降ろすつもりです。苺は強い植物です。ただ、栄養が足りないと実が生りません。
そういえば、柊という筆名を使っていたという話をしましたが、当然苗字になります。下の名前も必要なときは「一伍」(いちご)というふざけた名前を使っていました。据わりの悪い名前でした。
アル中といわれても尊称だと思っていたあの頃。
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