ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年06月10日(火) 父 ひとりで残業しているのに・・・、食べ物が何もないなんて、なんて可愛そうな僕(自己憐憫にひたりまくり)。しかたないので、机の底から出てきたインスタントわかめスープでも飲むことにしましょう。それがふやけるまで、しばし雑記。
現在の日本の首相について、それほど意見を持たないのですが、母と話すと「風貌が父とよく似ている」という点で意見が一致します。顔の輪郭・跳ねた髪・高い鼻・深いまなくぼなどなど。それに、行動でもインテリぶろうとするところとか、捉えどころのないところというか。
「変人・軍人・凡人」の総裁選挙だったときには、さして気にもしませんでした(父も生きていたし(そういえばあの時は凡人が首相になったんだっけ))。でも、年を取った彼は、どうも父によく似ています。テレビに映っていると、まるでそこに父が生きているかのように思えて、少し気味が悪いです。
母は、「似すぎていて嫌」なので、テレビのニュースに出てくるとチャンネルを変えてしまうとか。
僕の今回のソブラエティが始まる半年ほど前に、父は他界してしまいました。盆・正月・祭り・彼岸の際に実家の神棚(神道なので仏壇はないの)に線香を上げるときには、「ともかく元気でやっている。子供達も大きくなった」と報告することにしています。そして目を上げて写真を見ると、どうもそこに写っているのが新聞で見慣れた人物のようで、どうも落ち着かないのでした。
僕は母似だと言われます。外見で父から受け継いだものは無いと思っていたのですが、年を取るにつれ、くぼんでくる眼や、こけてくる頬に遺伝を感じるようになりました。それでも、僕の顔に一国の首相の風貌を見て取る人はいないでしょう。
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