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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年03月28日(金) 酒の出る席 つい先日に人員整理されてしまった人々の送別会に行ってきました。なんだか、ちょっとおしゃれなところでした。
若い女性とデートするには、こんな場所も必要なんでしょうが、中年の坂を転がり落ちている自分には関係ないことであります(と遠くを見る)。
最初の一年間は、酒の出る席はなるべく避けていました。
ミーティング帰りにコンビニに立ち寄るときも、酒を置いていないコンビニを選んだものです。
それぐらい自分に自信がなかったというか、自信のない自分に正直になれたってことでしょうか。
葬式やら法事の席でも、女性陣(つまりおばさんたち)に混じっていました。
今となっては平気な顔をして酒席に混じっています。
昔を知る人に「あんたは飲んだらいけない」などと余計なことを言われても、善意の忠言と思ってありがたく受け止めております。無理に冒険をする必要はないのですが、「必要があれば」酒の出る席に出るのをためらう理由は特にないと思います。もしそれができないと言うなら、その人の「霊的な状態に問題がある」という説を僕は信じています。
もちろん酒を目の前にすれば、それを飲む誘惑に駆られる自分もいます。
だからと言って、飲まないためだけに酒から逃げ回っていては、社会的責任を果たすことができなくなります。だから、最低限飲まないでいられるだけのコンディションを整えるために、ステップワークをする必要が僕にはあるのです。
逆にいうと、もし僕がいつか飲んでしまったなら、それは単にステップワークが足りなかったということに帰結するわけです。恐ろしいほど単純な理屈です。
Keep It Simple。
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