バレエ - 2004年06月11日(金) 突然デイビッドがバレエのショーに誘ってくれた。 両親が観に行くはずだったのが、お母さんの体調がすぐれなくてチケット2枚デイビッドの手に入ったから。 ニューヨークシティ・バレエ。 電話をくれたのはショーが始まる1時間前で、わたしは焦って支度をする。車が混んでてデイビッドんちに着いたのは10分前だった。それからわたしの車にデイビッドが乗り込んでリンカーン・センターまで飛ばしたけど、駐車スポットがどこにも見つからない。最初のショーを諦めて、デイビッドんちに戻ってからタクシーに乗り直した。 「ドレスアップして来なくていいよ」ってデイビッドは言ったくせに、自分はちょっと素敵におしゃれしてた。バレエはとてもよかった。ダンスを初めてから、どんなダンスも観る見方がかわった。指先の動き。膝のばね。足の強さ。足先の滑らかさ。そんなことをものすごく気にかけて観る。バランチンのカリオグラフィで、ほんとに素晴らしかった。オーケストラも素晴らしかった。 リンカーン・センターからずっと歩いてデイビッドのアパートまで帰った。 あったかくて涼しい、心地よい夜だった。 そしてわたしは、こんなにたくさん歩けるようになった。 突然会えた夜。 思いがけないバレエのショー。 そういうのが嬉しい。 今朝帰って来て、わたしはこれから教会のリトリートに行く。 たくさんお祈りして来よう。 ナターシャのこと。デイビッドのこと。自分のこと。 貴女のこと。 お祈りしてくるよ。 -
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