星みたいに - 2004年06月04日(金) 朝早く起きてセミナーに行った。 腎臓病。クラシフィケーションとステージの表し方が新しくなった。アセスメントに GFR が必須になる。これでドクターがちゃんとリクエスト通りに GFR をオーダーしてくれれば、今までドクターの診断の不正確さに抱えてた疑問が解決する。その分わたしたちの判断に責任が大きくなってより細かいアセスメントが要求されるけど、そう思うとワクワクしてくる。長いこと忘れてた仕事熱。もう仕事から離れて4ヶ月にもなっちゃった。9時間もの長いセミナーでずっと座りっぱなしの膝がカチンカチンに固まってしまったけど、ものすごく意義があった。行ってよかった。 夜、ジェニーとごはんを食べに行った。こっちも久しぶりで楽しかった。 明日は HIV のセミナーに行く。 デイビッドはそうやってセミナーに出席することをとても喜んでくれる。7月には仕事に戻れる予定だから、「ちゃんと準備が出来るね。いいことだよ」って。そんなおりこうさんな理由でセミナーに行くわけじゃなかったのに、そう言われると応援してくれてるんだって嬉しくなる。先々週は癌のセミナーに行って、帰ってきたとたんにナターシャの癌のことを聞かされた偶然が怖かったけど。 ゆうべ、あの人が新しい CD を送ってくれたって電話で言った。「届いた?」って聞くからなんのことかと思ったら。大体、「昨日送った」って言っときながら「届いた?」だなんて、1日で届くわけないじゃん。早く聴きたい。早く聴きたい。 それから母に電話した。 元気だった。電話するたびに元気になっててくれる。 今、わたしは多分、光を手にしてる。 うんと先にも光が見える。 「一度光を手にしたら、それを決して離さずに光と一緒に歩きなさい。先に光を見つけたら、その光を信じてそれに向かって歩きなさい。必ず辿り着くから」。わたしの大好きなジーザスの言葉。 いつも揺れながら揺れながら、小さな光をこぼしてしまう。遠すぎる光を見失ってばかりいる。今度こそしっかり握りしめていよう。見つめていよう。ちっちゃいけど、この光は星みたいに強くてあったかい。 明日の晩からまたロードアイランドに行く。 天気予報は雨だけど、そんなこといいんだ。 ナターシャがハッピーでいてくれれば。 わたしが、デイビッドが、ハッピーになれれば。 光をこぼさないように。こぼさないように。 彼女も、光をこぼし切ってしまわないように。 見失ってしまわないように。 もしも失くしてしまっても、光は戻ってくるんだよ。 星みたいに強くなって。 信じていれば。 -
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