いつものジョークだから - 2004年04月18日(日) 教会が終わるころに、携帯が鳴った。取れなかった。終わってから見たら、デイビッドからメッセージが入ってた。今日はもしかしたら会えるかもしれなかった。昨日電話でそう言ってた。 かけ直したけど、うちにもいなかったし携帯にも出なかった。 教会が終わってからみんなで公園にピクニック行くことになってて、みんなに誘われるまま行く。公園からもいちど電話したけど、デイビッドはやっぱり出なかった。 公園の近くのデリでサンドイッチとお水を買ってピクニックしながらおしゃべりしたあと、わたしはキャッチボールもソフトボールも出来ないから、ただ観てた。でもおもしろかった。みんなが遊ぶの観ながらブランケットに寝転んで足のエクササイズしてた。あったかかった気温はだんだん下がってって、ブランケットを体にかけた。最後にはみんなでひとつのブランケットにくるまってサンディが弾くギターで歌いまくって、楽しかった。だけど寒くて膝が固まる。 クラリスとベッキーとクラリスの友だちのジェニファーを乗っけて、それぞれうちに送ってってから帰る。 帰ってからデイビッドに電話したら、今度は携帯に繋がった。 どこにナターシャを連れてっても、ポリスや緑の服来た市の公園課の人が犬を連れた人を警戒してて、街を歩く人たちはマナーが悪くて、なんかすごく落ち込んだってデイビッドは言った。「うちのアパートに裏庭があってよかったよ。人混みを避けてナターシャをそこで遊ばせてた。僕はもうこの街が嫌いだ」。 これからビレッジのスタジオに仕事に行くって言った。「きみと話して気分がよくなったよ」って。 会えなかった。教会で電話を取れてたら、会えたかもしれない。 だけど会えないまま、公園のピクニックに行けたのはよかったのかもしれないとも思った。 ずっとそうだった。 木曜日だけが会う日で、ほかの日はわたしもいつも忙しかった。 いつからか木曜日を会う日って決めるのをやめて少しだけ会う日が増えたけど、それからほんの少ししてわたしは骨折して仕事にもダンスにも行けなくなって・・・。毎日がただ淋しいからいけないだけなのかもしれない。こんなに会いたいなんて。 わたしの生活だけが変わって、ほかの誰も何も変わらずにみんな忙しい毎日を送ってる。 そしてデイビッドは前よりうんと忙しくなって、それでもわたしがあのまま毎日仕事とダンスに忙しければ、もう少し平気だったに違いない。 それでも思う。 夜にはおんなじ場所に帰って一緒にごはんを食べて一緒に眠りたい。 デイビッドの弟が、デイビッドんちから20ブロックほど離れたところに借りてるアパートを引き払って、ビレッジのガールフレンドと一緒に住みたいらしい。デイビッドはアパートはキープしてなよって言ったって。2ベッドルームなのに家賃が法外に安いから。 「だったらわたしがそのアパートに引っ越してダニエルに家賃払うよ」って言ったら「じゃあ僕はベッドルームひとつ借りるよ。ここをオフィスだけに使って、そこに寝に行く」ってデイビッドは言った。 ほんとにそうなったらいいのに。でもいつものジョークなんだ、デイビッドは。 ほんとにそうなったら、毎日おんなじおうちに帰れるのに。 だけどいつものジョークだから・・・。 -
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