天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

天使のようじゃなくても - 2004年03月03日(水)

わたしの受けた手術は、手術後膝が固まってしまう危険性が大きいことで知られているらしい。今日、Dr. ローズは、わたしの膝は危険を回避してものすごく順調に回復しつつあるって言ってくれた。「僕は嬉しいよ、きみはよく頑張ってる。ほんとによくやってる。ちゃんと成果が表れてるよ」。わたしは嬉しくて顔が思わずニコニコになる。

まだ膝がまっすぐにならないのが不安だったけど、Dr. ローズはエクササイズを続ければ心配ないって言った。「それからベッドの上でボーイフレンドにしっかり膝を押してもらいなさい」だって。「はい」って答えたけど、「ボーイフレンド」は忙しくてベッドの上でわたしの膝を押しに来てくれる暇なんかない。

アニーのオフィスのアニーじゃないほうのアニーの旦那さんはカフェテリアで待っててくれて、診察が終わってからカフェテリアに行ったわたしに「ドクター、どうって?」って聞いてくれる。「順調だって。大丈夫だって」ってだけ答えてわたしもコーヒーを飲んで、また連れて帰ってもらった。

帰り道はこの前と通ったのとおんなじ、海沿いのナントカパークウェイを走ってくれた。海沿いに伸びる長い長いシーウォールはローラーブレイドに持ってこいの場所で、夏になったらブレイド持って絶対来ようって思う。ジェニーとロジャーと、それからデイビッドも一緒に。

帰ってすぐにデイビッドに電話した。Dr. ローズが言ってくれたこと、ひとつずつ報告する。ブレイスもうちの中ではもう外していいって言われたことも、3週間後の診察のときには松葉杖も要らなくなってるかもしれないことも、「ボーイフレンド」の部分はのぞいて全部。デイビッドも喜んでくれた。ものすごく喜んでくれたけど、それから「僕が今何やってたか知ってる? きみは信じられないって言うよ」ってガッカリ声で言う。

コーヒーカップを落として割っちゃって、床にこぼれまくったコーヒーを拭いてたとこって。わたしがクリスマスにあげたコーヒーマグ。2週間前にはもうひとつあったのを落っことして割って、もうふたつともなくなった。あーあ。「僕が新しいのふたつ買うよ、今度は安いやつにしよう」って、また割るつもりらしい。今年のクリスマスもコーヒーマグかなって、なんか笑った。


ドクターの診察に出掛ける前、迎えに来てくれるアニーの旦那さんを待ってるあいだに病院のお昼休みのオフィスに電話したらロジャーが電話を取った。

フィジカル・セラピーのこと聞いてくれて、まだ膝がまっすぐになんないこと言うと、ちょうどいいじゃんアイススケートするにもローラーブレイドするにもってロジャーが言う。膝の曲げ方が足らないっていつもロジャーに注意されてたから。そうだねってわざとしんみり言ったら「ジョークだよ、ジョーク」って慌ててた。

「日曜日あいてる?」って聞いたら「わかってるよ、みんなで話してる」って言ってくれた。やったやった。みんなちゃんと来てくれるつもりだったんだ。バースデー・パーティ決定。

それデイビッドに言うの忘れた。


夜、天使のあの人に電話する。
ハッピーバースデーの歌をうたってあげた。日本の今日はあの人のお誕生日。
あの人はわたしのバースデーをまた8日だと思ってる。「だから。僕は人の誕生日を覚えられないんだって」「覚えてよーあたしのくらい。あなたのお誕生日の月と日を足すんだってば」「あーそかそかそうだった。で、7か。ってこの会話もう3年越しでやってない?」。

そうだよ。3年越し。会いたい会いたい会いたいって毎日泣いてたのが、今は「いつか会えるかな」に変わってる。あの人は相変わらず「会いに行くよ」って言ってくれるけど。

6月。あの人に出会った天使の季節がやってくる。その頃にはわたし、ちょっとは踊れるようになってるかな。ひらひら舞うあの日の天使のようじゃなくても。




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