天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

始まり - 2004年02月20日(金)

2月20日。
「明日何の日か知ってる?」ってゆうべ遅くにメールを送った。
「え? 今日何の日?」って今朝返事が来た。
それでいいです。全然期待してない、そういうの。
わたしだってはっきり覚えてなくて、去年の日記で確かめた。


朝、ジョセフが訪ねてくれる。
犬のロクシー連れて。それから、Papaya King でパパイヤ&マンゴ・スムーシーを買ってきてくれた。絞り立てのパパイヤ&マンゴ、おいしくて感動した。

お昼過ぎに CPM マシーンが来る。
ベッドの上に置く機械。持って来てくれたトムっておじさんはダブルベッドを見て、「どっちがあなたの場所ですか?」って聞く。「どっちもあたしの場所です。ひとりだから。でも左側で寝てるの、右側に誰かいること想定して」って答えたら大笑いされた。そう。今だにわたしはダブルベッドの左側で眠る。そう言えばちょっと前にデイビッドと観た「somethingユs gotta give」でダイアン・キートンが言ってた。「離婚しても変わらないことは、今だにベッドの左側で寝ることね」って。

足首の方が高くなってるそのマシーンは、ベッドに寝て太腿から全部足を乗っけてスイッチを入れると膝の部分がゆっくり上下する。そうやって動かなくなった膝の間接を機械が伸ばしたり曲げたりしてくれる。痛い。痛いけど、20分くらい説明聞きながら試してみただけで、ずいぶん楽になった。

それからオスカーさんが来てくれて、わたしの車を運転してグローサリー・ショッピングに連れてってくれたけど。手術する前みたいにはいかない。松葉杖で歩くのがものすごく辛い。それより、オスカーさんは・・・。どうヘルプしたらいいのかわかんないのか、わたしは車の乗り降りもスパーマーケットでの買い物もひとりで痛みをこらえて悪戦苦闘してた。

それにしてもアニーの旦那さんよりまだ気の利かないオスカーさん。わたしは何度も危ない目に遭って、せっかく CPM で楽になった膝がずきずきした。挙げ句にはアップル・ジュースが好きだとか、プリウォッシュドのメスクラム買ったからスモークサーモン買おうとか、ふたりで食事するための買い物じゃないんだってば。おなかが空いたから寄ったうちの近所のデリでは、自分の分だけサンドイッチ買ってくる。テーブルに乗っかった妹チビを自分の猫みたいに叱る。サマンサとポーリーンが仕事の帰りに来るって言ってるのに帰らずにうちにいて、彼女たちが来ても帰らずにいて、サマンサとポーリーンにまるでわたしが自分のガールフレンドみたいな話し方する。

とかとかとかとか、そういうことをオスカーさんが帰ったあと、わたしはサマンサとポーリーンにまくしたてる。「オスカーはいい人だったんじゃないの?」ってサマンサが聞く。そうだけど、わたしはもうがっかりしてしまった。きっちりポーリーンはオスカーさんをわたしのボーイフレンドだと思い込んでた。

デイビッドは極端にプラクティカルで、だからロマンティストにほど遠い。だけどあんなに素敵に気遣いが出来る人、ほかにいない。絶対いない。比べるなんてよくないけど、比べなきゃ気がつかないことだってある。あんなにいつだってわたしを大事にしてくれたのに、わたしはひどいことばっか言ってた。ほんとにたくさんごめんなさいを言いたい。

サマンサとポーリーンとおしゃべりするのが楽しかった。「仕事恋しい?」って聞くサマンサに「No!」って答えて大笑いしたけど、話題は肝臓疾患の話とか癌の話とか TPN とか経管栄養の話になってって、久しぶりにそういうの話すのが楽しかった。今度はみんなでここにごはん作りに来るよ。みんなで食べようよ。って言ってくれた。


「2003年2月20日 ― あなたがわたしと出会った日。
 一年経ちました。おめでとう、一年。パチパチパチ」。
「そうかあ。そうかなとは思ったけど自信なかった。一年か」。
そんなメールのやりとりで1年記念日のお祝いおしまい。
会えなかったけど、いいんだ。

一年経ったよ。
でもわたしにとっては始まり。
これから大切に育てて行くんだ。


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