ハッピーアニバーサリー - 2003年06月08日(日) ダンスパーティがあちこちである季節になって、嬉しい。 昨日はブルックリンの美術館でサルサとメレンゲのパーティがあった。 うちのダンス・スタジオでもサルサパーティがあったけど、教会の仲間たちの誘いでブルックリンの方に行く。どしゃ降りの雨だったからもうひとつ楽しみにしてた美術館屋外のワールドミュージック・コンサートは中止になっちゃって、それが残念だったけど。 パーティが始まる時間までのあいだ、美術館を見て回る。MoMA に行って以来だ、美術館なんて。 ジェニーとジェニーが連れて来たレネと3人で大騒ぎしながら展示品見てたら、いつのまにかセキュリティー・ガードの人がわたしたちの後ろをずっとついて来てた。 ミドルイースタンのところがとても気に入って、「カダー連れて来てあげたい」って言ったら「カダー、カダー、カダー。アンタ、カダーばっかり」ってジェニーに言われる。「デイビッドはどうなのよ。連れて来てあげたくないの?」だって。 だからね、こういうときに「連れて来てあげたい」って思うのはカダーか、あの人なの。でもあの人は実現不可能に近いから。一番連れて来てあげたいけど。 デイビッドは自分ちのちかくにあの世界的に有名な大きな美術館があるし、ブルックリンの美術館なんかどうでもいいかもしれない。それよりデイビッドは、わたしをいろんなとこに連れてってくれる。ときどきひとりで登って朝ごはん食べるっていうあの大きな岩の山とか、全然目立たないけど入ったらとても素敵なあのカフェとか、チーズの種類がどこよりも一番豊富に揃ってるスーパーマーケットとか。ああ、そうだ。タンゴ・クラブもデイビッドが教えてくれたんだった。車もバスも走ってない、小さなボートで渡るしか交通機関のない島の話もしてくれた。そんなとこがこの近くにあるんだって。夏になったらビーチに行こうって言ってくれた。 ほんとに、わたしはデイビッドとどうなって行くんだろ。 この間のジャイブは、すごく上手なリックがわたしに教えてくれた。昨日のサルサはわたしがリックに教えてあげた。ブルースはメレンゲさえ上手く踊れないで、サルサなんかいくら教えてあげてもちゃんとステップが踏めない。それなのにライブ演奏の前のダンスフロアにわたしを引っ張ってく。 すっごく汗かいた。「クラブのダンスなら結構踊るんだけどな」ってブルースが言うから、なんかクラブが恋しくなった。久しぶりにクラブでがんがん踊りまくりたくなった。 今日の教会はゲストスピーカーのパスターのお話で、全然わかんなかった。わけわかんない日本語のレクチャー聞いてるみたいだった。小難しそうなことだらだら並べてなんかエラそうにしゃべってるけどちっとも要領得ないで、「何しゃべってんだかわかんないよ」って隣りのジェニーにこっそり言ったら「あたしも」ってジェニーが笑った。途中でめちゃくちゃ眠たくなって、あくびをかみ殺して涙ばっかり拭いていた。 でもやっぱりゴスペル・ソング歌うと涙が出そうになる。あくびのせいなんかじゃなくて。 スピリチュアルとラビングは似てると思う。スピリチュアルな気持ちって、愛で胸がいっぱいになるときに涙が出そうになるのとおなじだから。 夜、ボニーに電話した。わたしの声がわかったとたんに、ボニーは「ハッピーアニバーサリー!」って言ってから「あ・・・」って言った。大笑いして「もうハッピーアニバーサリーじゃないよ」って言ったら、ボニーも笑って「ごめんなさい」って言った。いいんだよ、まだ覚えててくれて嬉しい。そう言ってからボニーにハッピーバースデーを言う。ボニーのバースデーとわたしの結婚記念日は同じ日だから。 別れた夫にメールした。 元気にしてますか? 今日が何の日か覚えてる? 日本はもう昨日になっちゃったけど。 わたしにとってはいつまでも記念日です。 携帯からすぐに返事が来た。 僕にとってもずっと記念日です。忘れてないよ。 それから、「最近の僕」って、写真を2枚送ってくれた。ちょっと痩せたみたいだけど相変わらず若く見えて、元気そうで安心した。そして、ずっと離れてた前の仕事をまた始めるって。「今度は世界一を目指して」って。「世界一」は大流行だ。可笑しかった。嬉しかった。 -
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