夢中になって - 2003年05月19日(月) 出た出た出た。 季節の早変わり。 突然陽差しが眩しくなって、汗ばむくらいに暑くなった。 この早変わりにいつもとまどってたけど、今はなんか好き。手品みたいで思わず笑い出しそうになる。 仕事が少しだけ長引いて、急いで帰ったけど、気候がよくなったら突然道路も混む。 昨日までヒーターつけてたのに、窓を開けてクーラーをかける。 うちに帰ってすぐに着替えて、地下鉄の駅まで走ったら汗をかいた。 今日のベリーダンシング、すごい頑張った。まだまだ下手くそだけど。 腰に巻くシャンシャン鳴らすスカーフを、今日はわたしも貸してもらえたからかもしれない。 新しいステップを習って、ワン・トゥー・スリー、アップ・ダウン・ヒットって言われてゆっくりやると腰が上手く振れないのに、音楽にあわせて普通のテンポで踊るといきなり出来ちゃった。わたしって頭で考えると出来ないみたい。やっぱバカらしい。 ハードウッドのフローリングの踊れるスペースがうちに欲しいなあ、なんて、ついでにバカなこと考える。壁に大きな鏡をつけて。前のアパートなら、床はハードウッドじゃなかったけど、思いっきり踊れるくらい広かった。あの大きな大きな窓の上半分にまっ青な空を見ながら踊れた。デイビッドのアパートはハードウッドの床で、リビングルームのひとつの壁が全面鏡で、だからあそこに行くといつも踊りたくなる。 こんなにダンスに夢中になるなんて思ってなかった。 きちんとしたステップ覚えて汗かいて楽しんで適度にくたびれて、ほんとに気持ちいい。 これを人に言ったら必ず驚かれるけど、ジムにだって生まれて一回も行ったことなくて、ダンスだってクラブで好き勝手に暴れまくってるだけだったし、こんな仕事やってて、患者さんには定期的に続ける運動がいかに大切かなんて話すくせに自分はまるで劣等生だった。 体が動かなくなるまでやり続けたいこと、見つけたような気がする。 夢中になって体を動かして、いろんなこと忘れられる時間を見つけたような気がする。 もしも、もう2度とカダーに会えなくても、 もしも、デイビッドにまで突然会えなくなるような、そんな日がまた来たとしても、 夢中になって夢中になって、悲しみを追いやれる時間を、わたしも見つけたような気がする。 昨日銀行でチェックしたら、国税のタックスリターンが2500ドル入ってた。今年はなぜか州税は900ドル余計に払わなきゃいけなかったけど、払っちゃったものはもう忘れた。だから2500ドルまるまる嬉しい。 毎月これだけ余分にお金が入ったら、余裕で広いアパートに引っ越せるのにな。 でも、そんな日来ない。 夢中になって踊り続けなきゃならない日。 神さまが約束してくれた。だから信じる。 -
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