天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

いくつもの愛 - 2003年05月01日(木)

いつかデイビッドが言ってた。
人は複数の相手を愛せるんだよ、それが問題なんだ。って。

そうかな。頭でなら複数の人を愛せるかもしれないけど、ハートで愛せるのはたったひとりなんじゃない? デイビッドの言ったことを否定したくて、わたしはなんとなくでまかせにそう言ったけど、人が複数の人を愛せるのはほんとのことなのかもしれない。

「頭じゃなくて心臓?」ってデイビッドは茶化して、
「違うよ。こういう形してて赤いヤツ」ってわたしは両手の人差し指と親指でハートの形を作って言った。

そう言いながら、あの人への愛とカダーへの愛を考えてた。

でも、もしもあの人がわたしのそばにいてくれる人間だったなら、わたしのこころとあの人のこころは鍵とロックみたいにカチャッとかかって、誰も入る隙なんかなかったに決まってる。

あの人は天使だから。天使への愛は特別だから。
天使のあの人がわたしを愛してくれてて人間のあの人が彼女を愛してるみたいに、わたしは天使のあの人を愛しててわたしは人間のカダーを愛してる。
わたしはカダーを愛してる?
だったらなんで true love の訪れるのが怖いんだろう。



ひとりでアルジェンティン・タンゴ・クラブに行った。
先週はいろんな人と勝手に踊ってたけど、今日は人が少なくて先生がまた基礎に戻って教えてくれた。姿勢とかバランスの取り方とかそういうの。難しかった。それからパートナーとの気持ちのコミュニケーションって。ダンスってアートなんだってのが初めてわかった。

行く前も行く途中も行ってからも終わってからも、デイビッドに電話したけど繋がらなかった。また心配してる。ナターシャのことも。

ナターシャが愛しい。まるであの娘が中に入ってるんじゃないかって思うくらい、あの娘のように愛しい。こんな不思議なこと今までなかった。ナターシャに会いたくて会いたくてしかたなかったけど、でもそれはデイビッドに会いたいことの言い訳みたいな気もちょっとしてる。



複数の相手を愛せるって言うデイビッドの複数の相手は、みんな人間なんだろうか。
こころで愛してる人はその中のたったひとりで、その人だけが人間で、あとはやっぱり天使だったり、妖精だったりベイビーだったりレイディーだったりラブリーだったりスウィーティーだったり。そういうことなんじゃないの? なんて。

それともデイビッドは、みんな愛してて誰も愛してないのかもしれない。
誰も愛したことないのかもしれない。こころがフルフル震えて苦しいほどには。


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