航海日誌

2001年09月04日(火) seventh heven

ビーズから。
セヴンスヘヴン。

元大学の方に生息していた「オッズ」(オッツー?)という猫が死亡しました。学内便りには、学内でビラがまかれ、有志により中庭にお墓がたてられたらしい。


とうとう、逝ってしまわれた。


私が在学中から、随分と人気のある猫で、猫というよりは、ある意味人間に近かった。もう大分高齢だったことを考えると、おかしくはないけれど、猫達の中では一番聡明な彼女は、私にとってかけがえのない存在であった。

白と黒のぶち模様なのになぜあんなに気品があったのだろう?

目を閉じれば、彼女が風に吹かれてヒゲがそよぐ姿が浮かぶ。
(たしかメスだったはず。)

在学中に学生課ほどじゃないけど、一緒にいた。

彼女が見ているものが何かと、ずっと横で同じように景色を見てた。
会うと一瞥くれて。(笑)
階段を器用にのぼって、エレベータに便乗して、しっかり研究室まで行く君が、とても愛らしかった。

いつか教室に乱入したこともあったね。

今となっては卒業の記念に君ととった写真ばかりが残るけれど。

図書室前で遊んでくれてありがとう。

優しい時間をありがとう。

君を忘れない。


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