航海日誌

2001年08月12日(日) 人人人。

12日は、(今日は15日です。)

フォトの授業だったのだけど、なんと受講生が30人もいて。
(うひーって感じです。)
なのに先生が2人で。TAを入れて三人………とかゆー。
(ああ、先生が足りないのだなー。)

おまけに夏のスクーリングは機材の取り合いで、その機材がやたら壊れてたり。
学校施設としての外見は良くなったんだけど、中身が充実してないんだよねー。カッターとか最低限度のものは置いておいて欲しいですわたし。
いろいろあると思っていくと、無いことが多いので、これを使うかもしれないと思ったものは、自分で持参しましょーう。(←ダメダメ。)

さて、今日(15日)学校から通信のアンケートが来ました。(はあと)
いや、楽しいですね〜。
ぼろくそに書いちゃいましょう。うむ。
しっかりきっちり、書きましょう。
思うところは多々ありすぎるくらいです。

はいいとして、フォトではカメラの原点である「ピンホールカメラ(針穴写真)」「カメラ・オブスキュラ」についてほんとーーーーに、やたら簡単なレクチャーで始まりました。(笑それくらいのがいいのですけど。何せ三日でそれをしようというのだから。)
ちなみにカメラオブスキュラについては調べると楽しいのでお勧めです。

さて、このピンホール。簡単に申しますと、真っ暗な部屋(密室)の壁に小さな穴があいています。
そこに外からの光りが入ってきました。
それが、壁の反対側に光がさして、その光の部分に外の風景が180度回転した状態で、見えるというものです。
それが今のカメラの原点です。
んで、これは初期には王様とか、貴族とかの肖像を書くためのトレースとして使われたのでした。
あと、少しすると遠近法を書くために建物の奥行きとかパーツの参考のために画家が使っていたものなのですね。
それから、古典芸術が発展してゆくのですけど。
つまりカメラが無ければ画家は肖像画ばっか描いていたことになります。
カメラに仕事をとられたので、印象派とか、そーゆー自分の内面を表現していく芸術のなりたちになったわけです。(うけうり。自分でしらべましょーね。得にデザイン科の教科書を参照されると良いようです。)

というわけで、原始的カメラを使い、写真を撮る。
ピンホールカメラに興味のある方は今ポラロイド社から「ピンホールキッド」という即席でピンホールカメラを作れてしまうものが発売されています。価格も一万をきっているので、お安いのではないかと存じます。
(セピアはちょっと高いみたいです。)

しかし始めてだよスクーリングで自己紹介するの。(笑)
センセが女性のセンセで、おっとりしてる先生と、ひとりは突っ込み役になってましたこれも女性の先生ですけど、見てて面白かったです。

出版業やら、印刷業やら、編集者やら、グラフィックデザイナーやら、ベンダーさんやら、主婦やら、いろいろな人が集まって、まるで万国博覧のような教室の異様さは、そこに居合わせた人しかわからないでしょう。

そんな異様な(ていうか、やべーよこの人たち……人間として。汗)
空間の中で異様に浮いてしまったかのワタシ。(笑)
ひとりで喋ってました。
そして、ひとりで大笑いしてました。(ああ寒い。)

一人の方に「そういう人がいたほうが場がなごむっていうか、……」というフォローを受けたのだけど、それってフォローになってません。(涙)

伝達というのは、情報デザインとしてかかせないものだとおもう。
伝達の手段としてデザインということをするのだから、情報を伝達するのに、自分を言葉で表現するのがどこがいけないんだ。
などと思い。
なんだいみんな良いかっこしちゃってさ。(どうせおいらは田舎者。)
とか思ったり。
いや、それはワタシの思い込みなんですけど。
どうも、反応がないとつまらない。

つづく。


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