航海日誌

2001年08月11日(土) FIGARO(JUDY)

フィガロのなんとかっていう劇を思い出して(結婚式だっけ?)つい。

プレゼンテーションの話。
スクーリングで作品を発表する時に、どうしても許せない人がいた。

許せないとかいうレヴェルじゃなくて、単に人間としてはともかく作品としてはどうなの〜?という人だったのだけど。

まあ人のことをいう前に己を知れって感じなのですけど。

年の頃はそれほどめちゃくちゃ年って感じはしない。
いうなればキャリアウーマン。
ワタシはできるのよ的な人。
(見ただけでそういう感じなの。)

作品をここで話すとばれてしまうので、さけるけど、作品というのは、自分の内面もしくは情報を伝達するためにあるのだから、よけいな言い訳や、説明は理屈っぽくなってかっこいいものじゃない。

ので、プレゼンでは短く端的にできたらなぁといつも思う。
ワタシは割合短いと思う。

しかしね。
支離滅裂な文章ーーーおそらく本人の中でまとまりのない感情ーーーが溢れ出す様は、けっこうみっともない。
プレゼンのせんセの前だけじゃなくて、日頃から自分はこうなんだ!
ということをいうことが必要かと思われた。
というかね。

だからね。

皆いろいろ思ってることはあるのに、人の出方を伺いつつ、「自分は本当はこんなんじゃないのよ〜」的な態度がむかつく。

自分を表現できない人に、作品なんか作れるはずがない。

「ええ〜できないのよ〜(本当はできるんだけど。)」

とかゆー人が一番嫌い。

(でもできて無いことが多いんだけど。)

………まあ、そういう人がいたんです。
名物な人らしいんですけど、その方のプレゼンテーションがやーーーたーーーーらと長くて、精気吸い取られました。

あれって、作品が自分の気に入らないものだとなおさら言い訳したくなるんだよね。だから、話が長くなる。
そういうのはただ滑稽なだけなんだけど。
理屈を言い出したらきりが無いから。

芸術なんて哲学だけどね。
そして理屈なんだけどね。
ほんとはそういうの無くても(もちろん知識はあったほうがいいんだけど。)できるんだけど。
どうしてか私達は忘れてしまうのね。

ちょっとだけ、気分を害した日でした。
(というかわりと皆目で語ってたんだけど。そのプレゼンの間。)

あと、プレゼンテーションが声小さいのはだめだよね。

いらいらする。
聞こえないし、そういうのって自分の作品を見てほしくないのかな?
って思ってしまう。
先生だけに見てほしいなら、プレゼンテーションはいらないから。
せっかく遠くから金かけて来てるのに、まだ甘いんだよね。
(いや、ワタシもですが。でもプレゼンはもっと上達しないとなー)
マイクがある時はいいんだけど、そのへんマニュアル欲しいなぁ。


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