くもりときどき、はれ。
そら



 明けぬ霧。

霧にまみれた天から見下ろし
更にその上に霧は晴れずに在る。

まみれている。


ビルは白に隠れて遠くも見えなかった。


夜のネオンだけはチカチカ輝いていた…。


寒い一日の、寒い心を知り、思い出し
私はまだ寒い冬の中に居ることを忘れずにはいられないのだ。




ヒロアキは今、消沈しながら
家族と結婚後の付き合いをしているらいしいと聞いた。


私は、何であろうと忘れられない。


私は、あの人との決着をつけていない。


どうしてつけようかあぐねている。


人にやってもらいたくなんかはない。


自分自身で決着を付けたい。


私はね、ヒロアキに自分のことが呆れられたのかと想った。
「疲れた」って傷つく言葉で、
でももっと酷いことをあの人はしていて
それでも私にそういったことが出来るということを
許せないんだよ…。


ね、あなたに聞こえるんでしょうか。
いつもいつも呼んでるのよ、ヒロアキって…
どこにいるの?って…
私を自分の選んだ幸福の中から見ているんでしょう?


私、幸せになれない。

幸せになれない。


私、間違っていないのに
幸せになれない。


甘えていけないのだったと想って、強くなろうとした。
だけどたーさんは甘えていいんだよ、
そんなに強くならなくていいんだよ、女の子は。

そういわれた。


だけど、私は言いすぎる。

だから、呆れたのだ。


私と付き合う人は大変なんだなって思った。


だけどそうじゃないって言う人はいたから
そのままの私を受け入れてくれる人はいるはずと想った。

あの人はあの人でした。

私は私でした。


それだけのことだと想うのは
何時だろうね。


ふたまたかけた自分が
ふたまたかけて裏切られて

ヒロくんにしたことを
自分が罰を受けているんだね。


同じことに当たったみたいだね。


そうも思えた。



でも、自分よりきっと
あの人は酷い。


私はヒロくんには話はしたよ。

したんだよ、ヒロアキ。


あなたは自分から自分の生活で手一杯で居る前に
私のことを片付けるべきなんだよ。


どうか伝わってください。


どうか私の苦しみを無碍にしないでください。


神様。




2004年05月22日(土)
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