子育て


 過去 : 未来 : メール 2005年06月02日(木)


9歳の内孫ちゃんがとても我がままだとお義母さんが頭を悩ましている。




そういう風に育てたから仕方ないやん・・・・





という心の声を飲み、聞くに徹する。


でも内孫ちゃん。
うちで英語を教えているがとても飲み込みが早く、もちろんここでは我がままなことを言う事は全くない。



言い出したら聞かないという。

<事例1>

夜遅くに本屋さんから注文していた本が来たよという連絡が入る。
親は
「今夜は遅いから明日取ってくるね。」

「今夜じゃないと嫌だ。明日学校へ持って行くんだ!」

結局取りに出掛ける。

<事例2>

買い物に行って欲しいものがある。
その時に買ってもらえないと何日もぶすっとしている。

結局何日か後に買ってもらう。


<事例3>

友達と約束をする。
当日の朝、嫌になった。
約束は守らないとダメだよと説得する。

結局約束をキャンセルして、他へ遊びに行く。←しかも親が車で送っていく。




三つとも最後には大人が折れている。



お義母さんは言う。

「私は以前からリホちゃんのようなスパルタ的な(爆)教育は良くないと思っていたわ。でもうちの子は(内孫)ピシッと怒られた事はないのよ。親がちゃんと最後まで叱ることが出来ないの。今の様子を見ているとミホやカホはひどい我がままを言う事はないし、お母さんの言う事をちゃんと聞くわね・・・。




将来、どっちの教育がよかったのか確かめたいわ。






でもね、小さい時に良い子は大きくなったらまともな大人にならないのよ。」








アハハ


褒めてんだか、けなしてんだか・・・・?



ってかスパルタぁ??(爆)






「確かめるためにしっかり長生きして下さいね」^^;






本当は同じ子育てをしたって十人十色の人間が形成されるのだけどね。








私は暗中模索で子育てをしている。
でも子育て・・・っていうことを意識しているわけでもない。

少し厳しすぎるのだろうな〜とも反省している。
だから「子どもにとても優しいお母さん」を見ていると逆にすごいなぁと思う。

そんなことでとても自分の中で悩んでいたことがあった。






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その後しばらくしてお義父さんは亡くなってしまった。
あれが、私への最後の言葉だった。
あの時の言葉を信じ、またあの言葉を裏切らないようにこれからも子どもと接していきたいと思う。




でも私、子育てというより、実は自分を育てているのだ。




あ〜我慢強くなったなぁ私。

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