潔癖症


 過去 : 未来 : メール 2005年01月27日(木)


中学校2年生の女の子が「潔癖症・完璧症」で悩んでいる。

小学校からの申し送りで「異常なほどの潔癖症」。

でも今まではそれほど気にならなかったが、この冬休みを終えてから症状がひどくなったようだ。

親は娘の異常を認めたくなかったが、専門家に「異常です」と言ってもらわないとダメだと思い、しかるべく専門機関に相談した。

彼女のクラスには一人の知的障害の男の子がいる。
二学期にみんなで「いじめ」や「差別」を問題にしてクラスでその男の子をしっかり守ってやろうとまとまり、素敵な合唱も作り上げた。

彼女もそのことをしっかり理解できた。
でも、心の奥底では彼のことを受け入れることができなかった。

「ちゃんと手洗ってよ。」
「口になんかついてるよ。」


いちいち気になった。

でも、それをクラスの友達や先生に打ち明けることができず、家でその反動なのか潔癖症として表れた。

今、彼女は彼と同じ班にいる。
家に帰ってきてから、学校から持ってきたものはすべて『素手』で触ることはできない。
ティッシュで掴むのだ。

また学校の制服を週に二度も三度も自分でジャブジャブ洗い、

「これで本当に綺麗になるのかしら。」とぶつぶついい続ける。



そして彼女は

「どうして私は気持ちよく彼を受け入れることができないの。私って本当にダメな人間なんだわ。」

と追い詰める。

専門機関の先生はその病状を「アスペルガーによくある症状です。」と診断。



これからは、彼女を責めてはいけない。
話をゆっくり聞いてあげること。
そしてその「知的障害の彼」から離してあげること。








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彼女はお姉ちゃんですぐ下の中1に天真爛漫の妹がいる。




子どもが小さいと本当に大変だけど、大きくなってからの『大変』に比べたらたいしたことでもないのかもしれないな。。。。



そう思ったら何だかまだまだ頑張れる気がした。

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