哲生に怒られた。
夜中の１時に電話したら不機嫌だったので、
用事無いってゆったらもっと怒られた。
ごめん、切っていいよって云ったらふざけんなよってゆって切っちゃった哲生。
本とはつまらない用事が在ったんだけど、
哲生が不機嫌だったのでるうはどうしていいか分かんなかったの。
いつもフォローの電話あるのにないし。
前に哲生におまえが女だからいけないってゆわれた。
るうはきっと哲生を恋人がわりにしてるのね。
でも連絡取らなくても
嫌われたわけじゃないってことが分かんないの。
逢えないともう嫌われちゃったんだって思うの。
るうの親はるうの周りの人がどうしてるうと
遊んでくれてるのか分かんない、よくあなたなんかと、って云うし。
あたしそんなにそんなに価値のないイキモノなの？？？
ああん鬱。
此処から走り出す力が欲しいよう。

こういう時前好きだったひととか思い出して困る。
また優しくしてくれないかな、あの頃に戻れたら、
って何となく思って夢見る。
ぎゅぎゅうって抱きしめてもらって
るうちゃんはいい子だよ、って云ってくれたら
るうは安心して眠れるのに。
あたま撫でて。
ほっぺにキスして。
いっぱいいっぱいいっぱい。
なんにもしなくてもいい？って訊いて、それでもいいよって云って貰って、
るうのこと守りたい、守らせてくれって云って。
そばにいるだけでいいって云って抱きしめて。
あーべつに躰目当てじゃないんだ、
都合が良くってそばにいてくれるわけじゃないんだ、って安心してから、
でも抱いて欲しい。いっぱいして。いっぱい欲しい。大好き。
あたしが死んじゃうくらい。あなたが後悔するくらい。
愛玩して愛玩して愛玩して。
ずっとずっとぎゅって抱きしめていてくれたら、
眠れるし、きっと泣けるのに。
泣きたいのにこんなに悲しいのに涙が零せない。
なんか我慢してる。どうして？
安心してないのかしら？
瞬間でいいから永遠が欲しいの。
忘れないでね。
こんなあたしでも生きてるの生きてるのに。
生きていけますように

るう ｜MAIL

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