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| 2001年04月22日(日) | 嘘は嫌いなのに |
先ほど妹から電話があった。
今日誕生日を迎えた彼女にわたしは何もしなかった。
離れて暮らしているかわいい妹に電話の一本くらい、
とも想うのだけど、彼女はわたしの鬱の種なので出来るだけ連絡したくない。
話をしているといらいらしてくるから、
忙しいと嘘を吐いて切ろうとするのだけど
聞いていないのかなんなのか３回云っても駄目で話し続ける。
４，５回目、あたしが怒鳴るとようやく目が覚めたように、
じゃあ切るとそそくさと切る。
あたしもこうなの？
あたしもこんな感じなの？
こんなふうに浮いてるの？人の話聞けてないの？
何云ってるか分かんないの？面倒なの？
と強い不安を感じて鬱になる。
自分の状態が悪いときには絶望感まで。
それはやはり身内だからだろう。
こういうときは恋人に甘えたいんだけど今居ないし。
なんでだろう。女の子にもこういう話はするけれど、
恋人の方が秘密が多い関係だから、
セックスもするし躰のあちこち普段見せない場所とか
見られたり色々したりするから、依存しやすいのかしら。
浩之にもしょっちゅう親の話とか聞いて貰っていた。
それにしても寝たり起きたり、
おなかすいてるのか分かんない状態でもの食べたりするから、
体内時計めちゃくちゃ狂ってる。
今日はエンドレスワルツという鈴木いづみをモデルにした映画を見て、
広田玲央名はすごいはまり役だと思ったけど、
あの胸の大きさといい（いいなあ）、
猫みたいな顔といい、日本産ブリジッドバルドー。
気が狂う事に一種の憧れを抱いたりもするけど、
こんなんじゃはた迷惑なだけだ。
妹は暗い話しかしないし、
あたしがそういう話は聞けないから
カウンセリングでも受けてくれと云っても行かない。
どうしてあたしは行ったのだろう？
行かない人と行く人とでは何が違うのかしら。
あたしは自分を守りたかったから行っただけだ。
取り返しがつかなくなる状態にはしたくなかった。
あたしのすきなことしたいこと、まだしてないこと、大切な友達。
これから会いたい人、これから出会う人、もっともっと会いたい人。
過食拒食ぎみの中学高校生時代、
あたしは親元から逃げたかったけど逃げられなかった。
それはあたしがまだ子供だったからというのと、
逃げようと想って逃げられるような場所じゃなかった。
閉鎖されているから。
生命力の強い人になりたい。
なにがあたしをあの場所から逃がしたのだろう。
そして繋いでるものは何？
家族から逃げ切る事なんて、出来るのだろうか？
弱いことに甘えないで自分の力の無さに甘えないで、
打破していきたいのに。
どうか。
神様。
みんなみんな優しい。
でもどうしてあたしと居てくれるの？
目が醒めたらみんなみんないなくなっちゃってたとか
そんなことはしないでね。
がんばるから、お願い。
