今夜は、夕食後のんびり野球中継を見て、 そのままドラマ「プロポーズ大作戦」も見た。 先々週も書いたのだが、途中でくだらねーなあ、と思っても、 ヒロインめあてで楽しんで見ている感じだ。 そうして見ていると、後半の展開がなかなかおもしろい。 先週は、過去には見つけられなかったレイからの誕生日プレゼントを 考えに考えた末に、図書館の本の間から見つけ出した。 現代に戻り、披露宴会場の思い出の写真の、 ピザ屋で撮った写真のレイの寂しげだった顔が笑顔に変わっていた。 きょうは、レイがケンのことをケンゾウと呼ぶようになった思い出。 小学校3年のとき転校してきたレイが消しゴムを忘れてきたので、 ケンは自分の消しゴムをちぎって渡した。 その側面に「○○健三年○組」と書いてあったのが、ちぎったら、 「○○健三」で切れてしまっていて、レイはそれが名前だと思ったわけだ。 きょうも、レイが消しゴムを探す場面で、ケンは消しゴムを貸した。 その消しゴムに書かれた名前を見て、レイにも懐かしい思い出が蘇り、 しばし、ほのぼのとした時間が流れる。。。
それにしても脳天気なドラマである。 これで3度過去を変えた。 これだけ変えれば、その後の生活の展開も変わっているはずだが、 そういうことにはまったく頓着しない。 所詮こういう物語には無理があるのだ。 過去に戻って、そのままずっとやり直すならともかくも、 過去の要所要所に戻って部分的なエビソードを変えるというのは×だ。 そんなことを強く思いながら見ているのだが、 それでも、あの写真の中の表情を変えて行くというのはおもしろい。 先週の、寂しげな泣きべそ顔が笑顔に変わったのも感動的だった。 理屈を超えて楽しんでしまうのだ。
ちょっとだけメモするはずだったドラマの感想が長くなってしまった。
金曜日に、日本の実質的な武装について書いたのだが、 触発されたのはその日の橋本さんの独り言BBSの「三角合併」である。 この法案の施行によって、日本企業が外資に蹂躙されるという話らしい。
「日本人類最悪の法案の「三角合併」これが5月1日に施行されてしまう」 「現在の自民党幹部は、全く日本企業に対して「裏切り」の状態にいるため このことをマスコミに報道させないように圧力をかけている」 「ほとんど、すべての上場企業で「ライブドアの悲劇」が起こるのである」
橋本さんが引用した資料は、この調子で延々と続いている。 私は、この資料の真偽を判断するための知識を持っていないので、 せめてこれを参考に、明日以降の経済界の動きを見て行くしかない。
しかしとりあえず、こういうことだけは知っている。 日本の政治経済の政策の多くは、アメリカの要望書によって動いている。 郵政民営化も小泉クンからブッシュへのプレゼントだったという噂。 戦争放棄をめざすはずの日本の首相が、ブッシュの侵略戦争は支持し、 協力を惜しまない態度をとらざるをえなかった。 在日米軍のためにかなりの税金を遣っている。 在日米軍の子供たちの教育は、日本の税金によって、 日本人の子供たちの教育環境よりもうんと優遇されている。 、、、酔った頭で思い出せることをざっとあげてみた。。。
晋三ぼっちゃんがアメリカに行って、慰安婦発言の謝罪をした。 先に謝罪すべき相手が間違っている。 当の被害者や中国、韓国には高飛車なのに、アメリカにはペコペコ。。。 ブッシュも何の権限があって「謝罪を評価する」のかわからない。
27日の橋本さんの引用した文章を読んで、戦後日本の歴史、というか 戦後の自民党政治の歴史は、日本の植民地化の歴史ではないかと思った。 憲法で武力放棄してしまったから、こうならざるをえなかったのだろうか? 彼らはそう弁解するだろう。 それは違う。 武力放棄の理念に対する信念があまりにも弱過ぎたのだ。 軍需利益を願う経済界の圧力もあったのかもしれない。 あの資料によれば、その経済界も自民党に裏切られると言う。
いや、待てよ、、、すべてがアメリカの思いのままとは限らない、
、、、とにかく、来月以降の動向を見守るとしよう。。。
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