最近の私を忙しくしているのは、修学旅行の準備作業である。 生徒用のしおり(行程の手引き)を作らなきゃいけない。 この役は、去年学年主任から懇願されたもので、その理由は些細なものだ。 去年の学年の担当者の中で、もっともPCが使える、、というか、 文書のレイアウトが自在にできる、みたいな理由である。
その時には、そう大した仕事にはならないだろうと思って引き受けた。 数年に渡って変更が重ねられた修学旅行コースで、 もうほぼ固まって来ていたから、ちょっと手直しする程度でいいだろう。。。 それで、去年の夏に、下見の旅行を楽しんで来たわけだった。
しかし、最近、結局去年のファイルを全面的に書き換えた。 行程表のようなものは、エクセルで作らないと変更が不便だ。 そうやって書き直しを始めてみると、いろいろ気を遣ってなかなか進まない。 まったく!! 何でこんなめんどうな役を引き受けたんだろう、、、と、 ふと考えてみると、去年は人材に困ったかもしれないが、 今年の学年担当には、私よりPCに堪能な人が2、3人はいるのだ。 文書整理だけでも、そちらに譲るべきだった。。。
だいたい、こんな仕事はまったく性に合わない。 今時、修学旅行なんて行事が必要かどうかも疑問に思っているのだ。 修学旅行などというのは、日本の庶民が貧しかった時代の遺物である。 しかも、高校だと、「修学」どころか「修学」に半分も満たない時期である。 いったい、この行事を珍重する理由は何なんだ、と毎年思う。 普段忙しくてなかなか旅行に行けない教員のための行事のような気もする。
いいよ、、、そんなに気を遣ってくれなくても。。。 もうちょっと暇にしてくれたら、休日くらいはあちこち遊びに行くからさ。。
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