TENSEI塵語

2007年04月27日(金) 平和憲法を反故にし続けた自民党

晋三ぼっちゃんがまたとんでもないことをし始めた。
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」を設置した。
集団的自衛権を容認するための形式的な組織である。
朝刊の社説によれば、「集団的自衛権の行使容認に前向きな』者ばかり
13人選んでいるということだ。
教育再生会議もまったくもってひどいものだが、
このひどさ、、というか、非道さにはもう怒りと呆れが渦巻いてしまう。
暴虐非道の首相に怒る人間がなぜか少ないので、調子にのっているようだ。

その、晋三ぼっちゃんのコメントを読んで、はっと気づいた。

「軍事同盟は地の同盟だ。
 日本が外敵から攻撃されればアメリカの若者が血を流す。
 しかし、今の憲法解釈では、
 日本の自衛隊はアメリカが攻撃された時に地を流すことはない」

何という大胆な発言であろうか。。。
彼が本当に「軍事同盟」などという言葉を使ったのかどうか知らない。
もし本当に使ったとしたら、その軽卒ぶりに呆れるしかない。

それよりっも、このコメントではっと気づいたのは、
60〜70年代の安保闘争というのは、軍備反対闘争だったということだ。
日本国民が武装することは許されていないけれど、
アメリカ兵によって日本が武装することになったということだ。
自民党政治家たちは、
「国際紛争を解決する手段としての武力を放棄する」という理念が
最初からまったく理解できなかった。
安保条約締結によって、もうすでに憲法9条は実質的に反故にされたのだ、


、、、これから本筋に入るのだが、もう眠い。。。


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