TENSEI塵語

2007年04月23日(月) G4マックの入院

こんな悲しい日がやってくるとは。。。
メインマシンは生活の一部である。
ノートを入院させたことはあるけれど、メインは初めてだ。
7600機のとき、何度か危機に陥ったけれど、自分で解決した。
危険を冒して改造もした。
昨日も、最後のあがきでG4機のカバーを外して中を調べて見たけれど、
電源部は完全にユニットになっていて、何ともしょうがなかった。

6時過ぎにようやく職場を出ることができたけれど、腰が痛い。
いや、腰よりも、アクセルを踏む側の脚が痛い。
できるだけ負担の少ない道で行きたいなあ、と思っていたら、
近所に住む人がたまたま帰ろうとしていたので、
エイデンへの近道を聞いたら、各務原店に行け、と言う。
そういえば、岐阜のオーキッドパークに行くよりうんと近い。
以前は、マック知らずのエイデンがいくつもあって、
苦労させられたけれど、最近はもう大丈夫だろう。
iPod のおかげで、もうかなりメジャーになっているはずだから、、、

と考えたのは大間違いであった。
各務原店に着いて、まず確認に修理カウンターに行って、
持ち込んでもいいか、マックでもいいか、と尋ねたところ、
最初に応対した若い女の子は「いいと思いますけど」と答えたので、
カートを借りて車に戻って運んだところ、
担当者たちがいろいろ話し合っていて、結局ダメだと言われた。
そんなこと前もって打ち合わせとけよ、運ばせるなよ、と腹立たしいが、
長年、こういうマックユーザーへの冷遇には慣れているので、
また車に積んで、オーキッドパークに走った。

重たいG4の箱を降ろしたり積み込んだりして、また腰を痛めた。
各務原店から、もう無条件にメーカーに送ってもらってもよかったのだが、
1%もないはずの、ほんのわずかな望みを捨てられなかったのである。
ひょっとしたらメーカーに出さなくても直る可能性があるかも、という。。。
そのほんのかすかな望みのために、遠回りをしたことも厭わず、
足腰の痛みに呻きながら走った。

結局、あっさりと入院に決まってしまった。
修理費は問わないから、1日でも早く帰って来てほしい。
OS9 が起動する最後の貴重なマシンなのだ。
別れるのはつらくても、生き返ってもらわないと困る。
OS9 はマックの完成体なのだから。。。

ちなみに、今こうして書いているのは、マックミニで、
OS はかなり最新に近いものである。
OS10 になってから、Win に似せて、分けわからないファイルが増えた。
アップルは、Win にその最大のアイディアを盗まれ、
Win と共存するために、かつての明瞭なシステムを捨てた。
こういうところにも、商戦&PRと、大衆心理の脅威を感じる。
大衆は、真実よりも憶測や流行、つまり「何となく」に頼るものだ。


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