こんな悲しい日がやってくるとは。。。 メインマシンは生活の一部である。 ノートを入院させたことはあるけれど、メインは初めてだ。 7600機のとき、何度か危機に陥ったけれど、自分で解決した。 危険を冒して改造もした。 昨日も、最後のあがきでG4機のカバーを外して中を調べて見たけれど、 電源部は完全にユニットになっていて、何ともしょうがなかった。
6時過ぎにようやく職場を出ることができたけれど、腰が痛い。 いや、腰よりも、アクセルを踏む側の脚が痛い。 できるだけ負担の少ない道で行きたいなあ、と思っていたら、 近所に住む人がたまたま帰ろうとしていたので、 エイデンへの近道を聞いたら、各務原店に行け、と言う。 そういえば、岐阜のオーキッドパークに行くよりうんと近い。 以前は、マック知らずのエイデンがいくつもあって、 苦労させられたけれど、最近はもう大丈夫だろう。 iPod のおかげで、もうかなりメジャーになっているはずだから、、、
と考えたのは大間違いであった。 各務原店に着いて、まず確認に修理カウンターに行って、 持ち込んでもいいか、マックでもいいか、と尋ねたところ、 最初に応対した若い女の子は「いいと思いますけど」と答えたので、 カートを借りて車に戻って運んだところ、 担当者たちがいろいろ話し合っていて、結局ダメだと言われた。 そんなこと前もって打ち合わせとけよ、運ばせるなよ、と腹立たしいが、 長年、こういうマックユーザーへの冷遇には慣れているので、 また車に積んで、オーキッドパークに走った。
重たいG4の箱を降ろしたり積み込んだりして、また腰を痛めた。 各務原店から、もう無条件にメーカーに送ってもらってもよかったのだが、 1%もないはずの、ほんのわずかな望みを捨てられなかったのである。 ひょっとしたらメーカーに出さなくても直る可能性があるかも、という。。。 そのほんのかすかな望みのために、遠回りをしたことも厭わず、 足腰の痛みに呻きながら走った。
結局、あっさりと入院に決まってしまった。 修理費は問わないから、1日でも早く帰って来てほしい。 OS9 が起動する最後の貴重なマシンなのだ。 別れるのはつらくても、生き返ってもらわないと困る。 OS9 はマックの完成体なのだから。。。
ちなみに、今こうして書いているのは、マックミニで、 OS はかなり最新に近いものである。 OS10 になってから、Win に似せて、分けわからないファイルが増えた。 アップルは、Win にその最大のアイディアを盗まれ、 Win と共存するために、かつての明瞭なシステムを捨てた。 こういうところにも、商戦&PRと、大衆心理の脅威を感じる。 大衆は、真実よりも憶測や流行、つまり「何となく」に頼るものだ。
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