昨夜は、「プラダを着た悪魔」を再び全部見てしまった。 特典映像の残りを見たついでに、初めの方だけ見てみよかな〜、 と見始めたら、ついついそのまま最後まで見てしまった。
実に無駄のない、みごとな映画である。 これほど無駄のなさに感心させられたのは 28年前の「クレイマー&クレイマー」以来である。
「クレイマー&クレイマー」の時も、テーマには関心がなかった。 男女同権などというのは私にはあたり前のことであって、 アメリカでもこんな風に女性は自己実現に悩んでいるのだな、 アメリカでも案外男たちは封建的(?)なんだな、、と思っただけだ。 しかし、とにかく、映画として実にすばらしい作品だと思った。 無駄がない、ラストがすばらしい、完璧!! あの時、私はあまりのすばらしさに、しばらく席を立てなかった。
「プラ魔」も、再度見て、私にとってはそういう作品に映る。 ファッションになどまったく興味はない。 ブランド品買い漁って喜んでいるのは、 焼き印捺されて飼われている豚になるようなものだと思っている。 しかし、映画が間違った主張をしているのでなければ、 題材への興味と映画のよさとは別問題である。 この映画は片時もうんざりさせないし、冗漫だと思わせない。 字幕で見る限り、セリフも実に気が利いている。
初めて見たミセスクレイマーのメリルがおよそ30歳のころ。。。 ちっとも美人に見えない中年ヒロインを絶賛したものだった。 今回のはおそらく57、8歳のメリルである。 その間の作品をいくつか見ているけれど、 もっとも印象に残っているのは「マディソン郡の橋」である。 あの田舎のおばさん役はホントにたいへんだっただろうな、と思う。
きょうは、ついに電源が入らなくなったG4マックの入院準備。 坊ずに譲るG5i iMacのメンテナンス、、、他にもいろいろと雑用。。。 腰が痛くてたまらない。 痛みに耐えかねて、何度も叫んだり呻いたりした。 ホントにひどい状態だ。。。 痛いのは腰自体でなくて、脚の方なのだが。。。
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