TENSEI塵語

2005年12月19日(月) 雪の日の自転車

さて、数年ぶりかでよく積もった。
ニュースの発表では岐阜市は25センチの積雪と言っていたが、
それは県庁などのある南寄りの地域の積雪量ではないだろうか。
このあたりは35センチくらいは積もっていた。
昨日の夕方に完全に降ろしておいた車の上に20センチほど積もっていた。
妻のフィットなど、もともと丸っこいせいもあってかまくらになっていた。
2台も雪下ろしする気力がなく、乗せていくことにした。
この冬、早くも4度目である。
帰りの時間を合わせねばならないのが厄介だが、心配するよりはラクだ。

こんな日に普通タイヤで走れる神経が、私にはどうしてもわからないのだが、
堂々と20キロ前後でのろのろ運転し、さらに、
信号で止められるのを避けるために(次の発進が厄介になるからだ)
いっそうスピードを落として平然と妨害し続ける車に悩まされた。
スタッドレスをはいていても、安全なわけではない。
滑りにくくなるだけだ。
私は20年ほど前に、知多半島の学校から稲沢に帰る途中、
だんだんと雪が積もって普通タイヤで雪道を帰った経験をしてから、
普通タイヤでは絶対に雪道は走らないことにした。
走れないわけではないが、危険や不安が多すぎるのだ。

道中目にしたのは、歩道を自転車で走ろうとして難儀している高校生だ。
車輪が積雪に埋もれて走れなくて困っていた。
また、バイパスの車道の端を自転車で行く人や、
手押し車を押して歩いている人もいた。
雪に埋もれた歩道を避けて、ここならちゃんと進むことができるのだが、
これも安全なわけではない。
車道を走る車は、できるだけブレーキを踏みたくないし、
ハンドルを切るのも極力避けたいと思っているような状況である。
それに、特に自転車だと、いつ転倒するかわからないではないか。。。

こういう朝は、車で送ってもらって登校する生徒が増える。
送ってもらえず、バスもない生徒だと、欠席するか、遅れて登校する。
私はその方が賢明だと思う。
でなければ、1時間でも2時間でもかけて、歩いて登校する方がいいだろう。
自転車で登校した生徒の中には、3度転んだとか言っている生徒もいる。
転んだだけで済んだからいいようなものの、打ち所が悪いとか、
そこに走っている車が絡んだりしたら、、、と思うとぞっとするのだ。
歩道が走れる状態じゃないから、なおのこと心配なのである。
傘さし運転や二人乗り以上に、事故のもとになる可能性が高いのに、
雪道を自転車で遅刻することなく登校した生徒を歓迎するのだから、
学校の先生の感覚は不思議だ。

私自身は高二から1年余り(その後何ヶ月かは自転車を盗まれて電車通学)、
35分間の自転車通学をしていたが、豪雨や雪の日はバスか電車にした。
そうすると遠回りなので自転車の倍以上の時間がかかるのだが、
豪雨の中を合羽を着てバチバチ雨に打たれながら走るのは好きだったけど、
雪道を自転車で走るのはどうしても気が進まなかった。
滑りやすくて怖いせいでもあったけれど、それ以上に、
人の迷惑になり得るような走りをしてはいけないと思っていたからである。


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