TENSEI塵語

2005年12月20日(火) 急がば回れ

職員室の印刷機を使うときに、しばしば不思議でならないことがある。
最近の印刷機には、紙揃え機能というのがあって、
印刷済みの紙が送られてくる側の仕切りを用紙サイズに合わせておくと、
きれいに揃えて紙を積み上げてくれるのである。
用紙サイズを合わせるだけではきれいにそろわないので、
ちょっとした工夫が施されている。
これのおかげで、印刷済みの束をほとんどトントンやる手間がなくて済む。
ありがた〜い機能なのだ。
ところが、印刷しようと思ってふと見ると、
この仕切りがたいてい広げられている。
その割合からすると、きっちりサイズで利用する人の方が多いらしい。
おそらく、きっちりサイズに仕切りを設定すると取り出しにくくなるので
広げるのだろうが、紙の束をトントンと揃える労力と、
紙の束をきっちりサイズから楽に取り出すコツとを比較すると、
比較にならないほど、後から紙の束を揃える方が厄介である。
それでいつも不思議の感に打たれるのだ。

隣の席のおばさんも先日不思議な行動の記録を見せてくれた。
ゼムクリップケースの入り口に隠されている磁石を外して、
ケースの底に落とした状態で使っているのだ。
鬱陶しいのでわざとそうしたそうなのだが、そうではない。
入り口部分に磁石があるおかげで、ケースをちょっと振ると
クリップが入り口にくっついて集まるので、取り出しやすくなるのだ。
これなどは特許クラスのすばらしいアイディアなのだが、
不思議なことをする人は、やはりいるものなのだ。
磁石を底に落としてしまったら、使いにくさは100倍にもなってしまう。

便利な機能は、そのまま素直に信じて便利なままに使うべし。

私は便利なものは積極的に取り入れるたちで、
まだ開発途上の、値段の高いうちから購入して利用することが多いのだが、
未だに使わずに人から不審がられているのが、カーナビである。
利用頻度の割に高すぎる、というのがその主な理由だが、
地図や方向感覚を頼りに自力で新しい道を走るのが好きだからでもある。
迷子になるのも一興だし、それでさらに多くを学べると思っている。
ただ、渋滞回避対策として正確なものが出たら、買いたいとは思っている。

今朝、新木曽川橋からの渋滞が岐南町交差点まで伸びていた。
こんなことは今までに事故車がとまっているケースしかなかったので、
30分ほどかかる恐れもあるだろうと読んで、
多少の渋滞は覚悟で川島方面に向かい、138タワーの方から行こうと決め、
ちょっと強引な車線変更を許してもらって、測道に入った。
ほとんど渋滞がないまま、快適に出勤ドライブが完了した。
いつも私にカーナビつけろとうるさい、同僚のじーさんのカーナビは、
そちら方面はかなりの渋滞だと伝えたらしくて、彼は橋の上の渋滞に堪えた。
文明の利器も肝心の機能が不完全なのなら、まだまだ利用する時期ではない。


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