TENSEI塵語

2005年12月03日(土) 「情婦」(??)を見た

見終わった今は夜中の2時ごろだ。
どうせきょうは大した話題もできそうにないから、書いてしまっておこう。

これはすばらしい映画だ。文句なし。
57年の白黒映画である。私の1歳のころの映画である。
(そんな時代があったのかと訝しく思われるほど昔の作品である)
往年の名画を薦められてみても、数々の賛辞ほどの感銘を受けない私も、
この映画には脱帽せざるをえない。

基本は法廷サスペンスで、そのやりとりも、その結末もみごとなドラマだが、
ウィルフリッド弁護士に漂うユーモア感が何ともいえずかわいい。
かわいいけれど、情熱的でもある。
それをハラハラ見守る付き添い看護婦とのやりとりもおもしろい。
そうして、どんでん返しにどんでん返しの重なったラストの、
やりきれない思いを、この2人がさわやかに払拭してくれる。
作品の性質上、ストーリーを書けないのが残念だ。

「情婦」という題に疑問をもって、原題を見たら、
Witness for the Prosecution 、、、大分違うような気がすると思い、
辞書を引いてみたら、「検察当局の証人」となる。
「検察側の証人」という作品の題名を見たことがあるぞ、と検索してみたら、
クリスティーの短編を映画化したものだということだ。
「検察側の証人」という邦題にしておいてほしかったなぁ。。。


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