| 2005年10月08日(土) |
「昨日・京・奈良、飛鳥・明後日」 |
きょうは休日だけど、休みはそう簡単にはもらえなくて、 中学生の合同バンドの練習日で、1日立ちっぱなしの悪戦苦闘。。。 それにしても、まだまだしっかり吹けないところもあるけれど、 楽器を持ってたった1年ちょっとの子たちが、ここまでやれるか〜、と、 感心することしきり。。。 ま、こちらも手を変え品を変えして、いろいろと引き出そうとするわけだが、 若いということは本当にいいことだ。
・・・というわけで、きょうは、昨夜久々に聞いて感激した、 まさしくんの底抜けに明るく楽しい青春の歌に注目。
「昨日・京・奈良、飛鳥・明後日」
駅前旅館をバスが 出たのは8時5分 これからわしらは修学旅行の第2日 794(なくよ)ウグイス平安京から 大化の改新へ 半分寝ながら 向かっているところ
プレイボーイの山下が ガイドにべたついて 週番の広田は ビニール袋に蒼い顔 坂元たちは 夕べのぞいた女風呂談義 誰の乳がでかいのちいさいの
春日大社に興福寺 誰かが唄った東大寺 柱の穴がくぐれずに 秋田が静かに落ち込んだ 鹿せんべいを喰った奴 こそこそ土産を選ぶ奴 ひたすら眠りこける奴 ため息ばかりついてる奴
いやぁ、ほほえましい光景の連続だなぁ、、、と、楽しい。 「誰かが唄った東大寺」ってのは、さりげなく自分のことだな?
昨日 京 奈良 飛鳥 明後日 青春は青空なのぢゃ あゝ 美しき思い出の 修学旅行〜
楽しいエピソード集のまとめがこれだ。 「昨日今日なら、明日か明後日」にも聞こえる語呂合わせといい、 「青春は青空なのぢゃ」という感慨といい、、、 「修学旅行〜」で急に短調になり、舟木一夫風になるところが極めつけ(笑) 実にみごとな出来映えなのぢゃ。
昨日京都で謎を見た 女は一人じゃ便所へゆけぬ ブラシ持っては金閣寺 しゃべり続けて銀閣寺 八瀬(やせ)の大喰い食べ続けては 京都大腹三千人 おそらく生涯 治らぬことだろう
名所の散りばめ方が実に巧妙だ。
クラス委員の福田と野原に あやしい噂 記念写真に隣同士で 必ず写っとる 立山の奴が今夜 井上に告白するから わしはそのシナリオ書きに まっこと忙しい
龍馬に中岡慎太郎 舞妓に月形半平太 わしの相手が見つからぬ 人の世話ばかりじゃ身が持たぬ 姉三六角蛸錦 四条五条の橋の上 わしは独りで見栄を切る 弁慶すらも現れぬ
「蛸錦」って何だぃ?? と思って調べてみたら、 姉小路通、三条通、六角通、蛸薬師通、錦小路通の頭を取って並べたもので、 実際、京都の東西に走る通りを北から順に並べた歌が昔からあるようだ。 錦小路通の次は四条なので、「姉三六角蛸錦」を「四条五条の橋の上」の 枕詞のように使ったものだろう。
「わしは独りで見栄を切る 弁慶すらも現れぬ」のあとの、 この2番の歌詞のまとめが「孤独なのぢゃ」だから笑える。
昨日 京 奈良 飛鳥 明後日 青春は孤独なのぢゃ あゝ 美しき思い出の 修学旅行〜
宅間の酒が見つかって 男は連帯責任と 全員正座の腹いせに あいつ後ほど布団むし いつか笑える時が来る ふと懐かしむ時が来る そんなこんなで日が暮れて ああだこうだで明日が来る
昨日 京 奈良 飛鳥 明後日 青春はときめきなのぢゃ あゝ 美しき思い出の 修学旅行〜 修学旅行〜 修学旅行〜〜♪
「いつか笑える時が来る」「ふと懐かしむ時が来る」 「そんなこんなで日が暮れて」「ああだこうだで明日が来る」 エピソードだの名所巡りだのが入り乱れた歌を、 実に心地よい2組の対句でまとめている。 そして、要するにそういうもんぢゃ、と安らかに納得する。 本当にうまいなぁ、と感心することしきり。。。
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