TENSEI塵語

2005年06月29日(水) 「デセプション・ポイント」(2)

ちょうど1ヶ月前にこれについて書いたとき、
「先々週読み始めた」とあるから、もう1ヶ月半もかかっているわけだ。
あと70ページほどである。
明日、採点をちょっと遅らせてでも、一気に読み終えるか、
採点を優先して、採点し終わったら読むことにして読めずじまいになるか、
迷うところだ。

毎日カバンに入れているが、落ち着いて読める機会はめったにない。
私の場合、このパターンは、その本を読まずじまいになるパターンである。
何日もあいてしまうと、気持ちも入り込めなくなり、興も薄れて、
字を追うのが億劫になり、やがて本を開く気もなくなる。
そうして、読まずじまいになってしまった本が多い。
もちろん、月を経、年を経て、敗者復活戦で勝利を収めるごとくに、
最初から改めて読み通してもらえる本も稀ではないのだが。。。

しかし、どれだけ日が開いてしまっても、引きつける作品も時々あるのだ。
最近では「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」がそうだったが、
この「デセプション・ポイント」も何日開いて再開しても、
印象が薄らいでいて興がのらないということがない。
それだけ、物語もヒロインも魅力的だし、翻訳も上手いし、
何といっても、「ダビンチコード」があまりに強烈で信頼が厚いのだろう。

レイチェルとトーランドとコーキーの3人は、
ついにNASA が発見したという隕石の真相にたどり着いた。
ここまでの科学的な会話が、理解するのになかなか骨が折れるのに、
ちっともうんざりしないのである(その代わり、時間はかかる)。
もちろん、そのきっかけの時点から特殊部隊の3人に命を狙われ通しである。
特殊部隊の3人は、指揮官の命ずるまま忠実に任務を遂行する。
きょう読んだところは、レイチェルとトーランドの、船上という舞台での、
その特殊部隊の2人との戦いである。
レイチェルとトーランドは優位に立った。
そして、レイチェルは、彼らの指揮官を脅迫できるところにまでこぎつけた。
指揮官はやむなくレイチェルの前に正体を現した。
何とその人物は、レイチェルがもっとも信頼する人物だった。
私も驚いたが、レイチェルのショックは計り知れないほどのものである。
一方、レイチェルが苦肉の策を講じて真相解明の資料をファックスで送った
先には、今はあの女がいるし、まもなくあの男も現れる可能性もあるし、、
おおーー、いったいこの先どうなるんだーーー?!!

読み続けたくてしょうがなかったが、ぐっとこらえてカバンに入れた。
読み続けたら、寝不足と二日酔いで、明日が悲惨になるのは明らかだ。


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