| 2005年06月07日(火) |
教員大学院ねぇ、、、 |
朝刊を見たら、「教員大学院 実践を重視」という見出しが一面トップ。 「即戦力へ教育実習倍増」「現職対象に運営力養成」という見出しもある。
一読してもなかなかどういうことなのか捉えがたかったが、どうやら、 この議論の根幹には、教員は修士号くらい取ってなきゃいかん、という、 誤った思い込みがあるようだ。 また、教育実習を現行の4週間から(え? 2週間じゃないの?) 8週間に増やして、即戦力を養成する、とか何とか言っているようだ。 ま、それだったら、今みたいに単に実習させるだけでなく、 試験官をつきまとわせて、採用試験そのものにしてしまう方がいいだろう。 しかも、もし高校だったら、第一線の進学校と、最底辺の困難校と、 その中間の無気力でおとなしい生徒の集まった学校と、 最低3ランクの学校で実習を行わせることだ。
この教員大学院を経た6年制で免許状を認めるのか4年制も認めるのか、 この教員大学院を、教員養成学部をもつ大学だけに認めるのか、 まだまださまざまな論議を残しているようだけれど、 考えている連中が、現場知らずの浅はかなインテリ(?)ばっかなんだから、 実りある結論は期待できまい。 アホなやつらが教育現場をグチャグチャにし続けているのに、 現場は呆れながらもそれに従わざるをえないとは、、、 アホな土台の上に学校が建てられているのだから、教育が不毛になるのは当然だ。
とにかく、大学院出ていてもグチャグチャの授業しかできない教員もいるし、 短大しか出ていなくても、将来有望な学年主任が見切りをつけ、 管理職もどうにも手をつけられなかったほどの子どもたちの心をとらえ、 授業を楽しいと思わせ、歌うことを楽しいと思わせる教師(私の妻)もいる。 何年経ってもグチャグチャの授業を続け、反省し対策することなく 開き直ってしまって、周囲に迷惑かけ続けている教師もいれば、 新任の時からちゃんと子どもたちの心をとらえ、 その後、どんな子どもたちと出会っても、いつも対処の方法を熟慮し、 人間関係を築いて、クラスや授業を良好な環境にしている教師(妻)もいる。 (ちなみに、上記のいい例は私の妻だけど、悪い方の例は私ではないぞ)
大切なのは、学歴でもないし、実習期間の長さでもない。 理念とセンス、そして、柔軟性である。 教員に必要なのは、現状の本質を見抜く力と、それに対処する発想力だ。 いつも臨機応変に生徒と応対しなきゃならないし、 そうかといって、根本を見失ってもいけない。 これを、大学や大学院で養成できるんだったら、6年制でも10年制でも どれだけでもがんばってやりなさい。 大学の教授陣に、どれだけそれだけの資質を持った人物がいるんだぃ? また、そんなものを、8週間の教育実習で身につけることができる? 100万人に1人くらいは、そんな短期養成を可能にする学生がいるかもしれないけど。。。(笑)
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