成績処理もあったし、生徒の出欠席の集計をしなきゃならなかったし、 消化授業のための教材も用意しなきゃならないし、、、 学校ではなかなか時間がない上に、マシンが使いにくいので、 家での仕事が多い。 帰宅してから、早く仕事を終えてやりたいことは、パリ恋を見ることだ。
今回は、もう4日目で、まだ第6話だ。 前回は、4日間で20話を見てしまった。 でも、今回は急ぐ必要などない。 1話か2話を見て、テヨンちゃんに会って元気になる。
テヨンちゃん役のキム・ジョンウンは、基本的に美人でない。 しかも、貧乏な娘の役でもあるので、品のない動きも多い。 けれども、笑顔が輝いているし、セリフも実に気がきいている。 テヨンちゃんが楽しそうだと、こちらも心底楽しくなってくるし、 彼女が落ち込んでしまうと、こちらも一緒になって落ち込んでしまう。 我々を巻き込んでしまうほどの勢いが感じられる。
相手役のキジュをやっているパク・シニャンが、これまたいい。 こちらはもう明らかに三枚目である。 かっこいいとか美形とか、そういう問題から外れた存在である。 ドラマを見るに先立って、紹介サイトで写真を見たときに、 主役がスヒョクの写真と間違っているのではないかとも思ったし、 または、ふられ役が主役なのかな、とも想像したりしたほどである。 けれども、ドラマを見始めるとそんな懸念はすぐに吹っ飛んでしまう。 表情ひとつひとつに味があって、そしてやはりセリフも実に気がきいている。
これは、2人の演技のよさもあるけれど、とにかく脚本がすばらしいのだ。 テンポもいいし、さばさばした展開が続く。 残念なのは、終盤に近づくにしたがって、重たくなってしまうことだ。 2人を一時不幸な立場に追いやるスヒョクの苦悩なるものは、 別のドラマに持っていってほしかったと思う。
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