TENSEI塵語

2004年11月22日(月) 日中首脳会談

「イラク戦争を支持します」と言い放って、戦争に協力し続けている人が、
靖国参拝を批判されると「不戦の誓いをするためだ」と言ってのける。
私は、たった1人を相手にしてもこんな矛盾したことを言うのは恥ずかしい。
彼は、全世界を前にしても、堂々としていることができる。
こういう神経は私には理解しがたい。
彼の頭の中では、イラク戦争は復興協力であって戦争ではない、なのだろうか?
そうだとしたら、民の苦しみを捨象してしまえる神経の持ち主でもあるわけだ。
ま、彼の政策は最初からそういう意味では首尾一貫しているけれど。。。

こんな神経の持ち主でなければ、政治家としては大成しないようだ。
政治家の本来の仕事はそうじゃないと思うのだが、それが現実だ。
そうさせているのは、そういう神経の持ち主を「頼りになるやつ」とばかりに、
持ち上げてしまっている愚かな大衆だ。
民主主義の理念はすばらしいものなのだけれど、大衆が愚かだったら危険極まりないものだ。


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