TENSEI塵語

2004年11月20日(土) 誤診!?

といっても、身体のことではない。

プロジェクターがまったく使えないでいた。
入力切り替えを何度実行しても、「ビデオ信号が検出されない」という
メッセージが出て、何ともしょうがない。
ホームシアター側で音が出ているので、そちらの不具合とは思われない。
ケーブルの接続不良の場合しか取説には記されていないので、
3本ほどケーブルを取り替えてみたけれど、症状は変わらない。
8月には見ることができたのに、9月に見ようと思ったらこういう状態で、
先週の日曜日に再挑戦したら、やはりこういう状態だったのだ。

火曜日にメーカーに電話して相談したら、故障としか考えられないそうで、
修理に来てもらうことにして、来てもらったのがきょうだ。
ところが、来てもらった電気屋さんの持っている機械で検査してみたら、
ちゃんと信号を受け取れるようになっているという。
私も、プロジェクターの不具合だと最初から決めつけていて、
他のDVDプレーヤーにつないでみることをしていなかったのだが、
そこでそれを試してみたら、ちゃんとDVDが映るのである。
修理のために来てもらった電気屋さんにはたいへん悪いことをしてしまった。
けれども、何の文句も言わず、こういう機器や楽器の話を気軽にして、
保証書もないのに保証期間だと認めて帰って行った。
中・高時代吹奏楽をやっていたらしくて、廊下に楽器が置いてあったり
本棚に楽器奏法のビデオがあったりするのを見て、懐かしかったらしい。
「このプロジェクター、20万円くらいするでしょ?」
「スクリーン付きで11万円で買いました」
「えっ?! そんな、、うちの店でもそんなんでは買えませんよ(ホント?)
 どこの店?」
い〜でじだということを告げて、ホームシアターも29800円だったというと、
「いい買い物してますねぇ」
とほめてくれたけれど、電気屋相手にする会話ではなかったかも。。。f^_^;

さて、ホームシアター側のDVDプレーヤーがダメ、ということに決まった。
理屈から言うと、ビデオ出力関係の故障ということになる。
今度はまた、ヤマハに修理頼まなきゃいかんのか、と憂鬱だが、
6個のスピーカーは、他の我が家のプレーヤーでは使えない。
しょうがないから、ヤマハに電話してみた。
こちらは、余裕満々で、順序よく話を聞いて、よくあることらしく、
「前面の液晶表示の一番左に、プログレシヴの文字は出ていませんか?」
プレーヤーの電源を入れてみると、確かにprogressive と出ている。
このモードになっていると、ビデオ入力やSビデオ入力では映像が出ない
のだそうで、電源ボタンから3つ目のボタンを押して解除しろと言う。
言われるとおりにして、試しにディスクを入れてプロジェクターの電源を
入れてみたら、あーれあれ、難なくスクリーンに映画が映るではないか!
「うっかり間違えてこのボタンを押しちゃったということですね」(私)
「すみません。説明書にも、このことはちょっと説明不足でして、、、」

何と、あれだけ不思議でわけわからず、たいへんな故障だと思っていたのが、
ボタンひとつ押し間違えていただけのことだったとは。。。
そのために、4、5時間は無駄な時間を費やしたわけだ。


晴れて、大画面で「トロイ」を見た。
いい映像だったけれど、話はどうもいただけない。
とろい王子がいらんことばっかりし、とろい神官が判断を誤って、
トロイは滅亡し、勇者アキレスも無駄死にしてしまう。
いい場面は多いのに、物語の印象が悪くて後味の悪い作品に思われた。


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