仕事帰りにしばしば本屋に寄っていたころは、 ついついいらない本まで買い込んで帰ったりしていたものだった。 その時には読むような気がするのだが、いざ買って帰ると積ん読状態。 そのまま忘れ去られる本は莫大な数になったように思う。 最近はほとんど本屋に寄らなくなった。 買うのはたいてい楽天ブックスである。
値引きがあるわけではない。 ただ、楽天には1%のポイントサービスがある。 たかが1%だが、これが使いようによって大きくなる。 9月に楽天カードを作った。このカードで購入するとさらに1%である。 期間限定でポイント2倍・3倍サービスもある。プラス1〜2%である。 楽天市場全体に、ポンカンキャンペーンというのもある。 楽天の通常購入・楽天ブックス・共同購入・フリマ・ケータイ・トラベル・ ダウンロードの7部門の購入方法を2ヶ月間でどれだけ使うかで、 ポイントが倍増するサービスである。 3部門使えば2倍、4部門使えば3倍、、、7部門全部使えば6倍である。 私はトラベルだけは今のところ使い道がないのだが、 トラベル以外の6部門までは利用できるから、5倍にすることができる。 これだけを見れば、ほぼ消費税分だけは返してもらえることになる。 厳密に言えば、税抜き分にしかポイントはつかないから、 それよりはちょっと安めのサービスだろうけど、大ざっぱな話でそうなる。 先の+1%や+1〜2%を加えれば、7〜8%の還元もあることになる。 本を1割引で買うつてを失った今では、貴重な恩典である。 しかも、対応が早い。
楽天ブックスは値引きがないけれど、他店では安値で買えることが多い。 私がまず新品で愛用しているのは、い〜でじ! である。 い〜でじシネマは、新品でも予約品でも、DVDがたいてい2割引である。 検索して他店と比較してみると、たいてい最安値を出している。 ゲーム館はめったに注文しないけれど、同様である。 電化製品もい〜でじで見つけることが多いが、これも検索して確認する。 今夜は3万円弱の品が、同じ楽天内の電気屋で4千円安くて送料込みの 店を見つけたので、そちらに注文した。 昔は、あちこちの店に行ったり来たりしてくたくたになったものだった。 TVショッピングで紹介している品も、楽天の共同購入やフリマで探すと、 格段に安く手に入ったりする。 要するに、安く手に入れて、さらにいくらかの還付金があって、 しかも、以前ほどには浪費しなくなった、というわけである。
こんな人間が増えたら、一般の店舗は困るだろうな、と気遣いつつも、 居ながらにして、決めたその時に買い物ができる魅力のために、 一般の店舗には足を運ぶ機会がめっきり少なくなった。 最近では、仕事帰りの買い物のほとんどは、スーパーで食料品である。 急ぎのものはホームセンターや百均やヤマダ電気で、 5年保証の欲しいPCや周辺機器はコンプマートで、という 限られた利用になっているので、帰宅時もたいへんスムーズになった。 社会的に見て、あまり望ましい消費生活とは言えないかもしれないが。。。
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