TENSEI塵語

2004年10月18日(月) 通販生活

仕事帰りにしばしば本屋に寄っていたころは、
ついついいらない本まで買い込んで帰ったりしていたものだった。
その時には読むような気がするのだが、いざ買って帰ると積ん読状態。
そのまま忘れ去られる本は莫大な数になったように思う。
最近はほとんど本屋に寄らなくなった。
買うのはたいてい楽天ブックスである。

値引きがあるわけではない。
ただ、楽天には1%のポイントサービスがある。
たかが1%だが、これが使いようによって大きくなる。
9月に楽天カードを作った。このカードで購入するとさらに1%である。
期間限定でポイント2倍・3倍サービスもある。プラス1〜2%である。
楽天市場全体に、ポンカンキャンペーンというのもある。
楽天の通常購入・楽天ブックス・共同購入・フリマ・ケータイ・トラベル・
ダウンロードの7部門の購入方法を2ヶ月間でどれだけ使うかで、
ポイントが倍増するサービスである。
3部門使えば2倍、4部門使えば3倍、、、7部門全部使えば6倍である。
私はトラベルだけは今のところ使い道がないのだが、
トラベル以外の6部門までは利用できるから、5倍にすることができる。
これだけを見れば、ほぼ消費税分だけは返してもらえることになる。
厳密に言えば、税抜き分にしかポイントはつかないから、
それよりはちょっと安めのサービスだろうけど、大ざっぱな話でそうなる。
先の+1%や+1〜2%を加えれば、7〜8%の還元もあることになる。
本を1割引で買うつてを失った今では、貴重な恩典である。
しかも、対応が早い。

楽天ブックスは値引きがないけれど、他店では安値で買えることが多い。
私がまず新品で愛用しているのは、い〜でじ! である。
い〜でじシネマは、新品でも予約品でも、DVDがたいてい2割引である。
検索して他店と比較してみると、たいてい最安値を出している。
ゲーム館はめったに注文しないけれど、同様である。
電化製品もい〜でじで見つけることが多いが、これも検索して確認する。
今夜は3万円弱の品が、同じ楽天内の電気屋で4千円安くて送料込みの
店を見つけたので、そちらに注文した。
昔は、あちこちの店に行ったり来たりしてくたくたになったものだった。
TVショッピングで紹介している品も、楽天の共同購入やフリマで探すと、
格段に安く手に入ったりする。
要するに、安く手に入れて、さらにいくらかの還付金があって、
しかも、以前ほどには浪費しなくなった、というわけである。

こんな人間が増えたら、一般の店舗は困るだろうな、と気遣いつつも、
居ながらにして、決めたその時に買い物ができる魅力のために、
一般の店舗には足を運ぶ機会がめっきり少なくなった。
最近では、仕事帰りの買い物のほとんどは、スーパーで食料品である。
急ぎのものはホームセンターや百均やヤマダ電気で、
5年保証の欲しいPCや周辺機器はコンプマートで、という
限られた利用になっているので、帰宅時もたいへんスムーズになった。
社会的に見て、あまり望ましい消費生活とは言えないかもしれないが。。。


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