TENSEI塵語

2004年10月12日(火) 加古隆の「白梅抄」

最近聞いている音楽は専ら倉本裕基のピアノのCDで、
その何曲かに涙ぐんだりしていたのだけれども、今夜久々に加古隆を聞いた。
「白梅抄−亡き母の」のピアノ・ソロには泣けた。
悲哀と虚脱と回想的な気分がそこはかとなく漂ってくる。
私にはまだ「亡き母」はいないのだけど、もしもそんな立場で聞いたら、
聴きながら号泣してしまいそうな気がする。
しかも、実に格調高い。

このCDで次に流れてくるのは「パリは燃えているか」のピアノ&オケ版だ。
NHKの「映像の世紀」のテーマ曲だ。
あの番組を夢中で見ていたときのやるせない気分がよみがえる。


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