TENSEI塵語

2004年08月18日(水) モザイク画の試み(2)

昨日の朝、いろいろと迷った末、ひとりあたりのノルマをA3紙1枚にした。
横38枚、縦26枚の、988枚である。
生徒の作業がラクというわけではないが、不可能というほどではないだろう。
完成時の横幅は2m28?にしかならない。
3mと比べるとかなり小さな感じになるが、欲張るのはよそう。

朝それを思いついて、新しい色別枚数表を作っておいたので、
昨日はその縮小版に合わせて色紙を切った。
最終整理も含めて終わったのが校舎施錠時刻ぎりぎりの5時10分である。
前日の計画のままでは終わってないではないか。

その帰宅後、生徒配布用の台紙と色分布表を作った。
色分布表を、台紙のマス目とほぼ合うように設定して作ってみた。
そうすれば間違いはかなり減るはずである。
完璧な準備ができたと思った。。。

ふと、PCが作ったモザイク画像や色分布表を点検していて思った。
色の分布が実に粗いではないか。
スパイダーマンの身体の蜘蛛の巣模様なんてのは潰れてしまっている。
赤と黒だけのスパイダーマンになってしまっている。
画像を縮小したということはそれだけ粗くしたということなんだと、
すぐにそこまでは納得できたのだけれど、諦めきれない。
元のサイズが大きい画像をむりやり縮めたからだろうか?
最初の写真を、使用サイズに近いサイズで作っておいたら、
もっと細かい部分まで反映されるのだろうか、、??

その疑問を解決するために、まず経験者のサイトを探して読みまくった。
ほとんど画像サイズに触れている人はいないが、
それらしいことをほのめかしている人がいないわけではない。
私がかつてデジカメで取った画像が、わりと小さいものだったので、
それを使ってモザイク作業をやってみた。
それでモザイク化の程度を比較してみたけれど、よくわからない。
いろいろ思案した揚げ句に、今回の材料の最初の画像を、
フォトプリント紙にできるだけ小さく印刷して、
それをスキャナで読み込んで、それをモザイク化してみることもやってみた。
結果は、より良いものとは言えなかった。

要するに色数を少なくすればそれだけ完成品がつまらなくなるということだ。
その結論に至るまでに、4時間ほどかかってしまった。


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