2004年07月21日(水) |
「ダ・ヴィンチ・コード」(4) |
読み終わった。。。 何とも言えぬ充実感に満たされている。 それとともに、欠落感というか飢餓感というか、そんな感覚も漂っている。 もっと知りたいという欲求に駆られているのである。 この作品は思いがけないスリリングな展開で物語に夢中にさせながら、 広大な(という表現しかあてはまらないほどの)知的刺激をもたらした。
ああ、それにしても、何というロマンであろうか、、、 マグダラのマリアの物語と、この作品のヒロインのソフィーの物語は、、!
読後の大いなる余韻からなかなか解放されそうにない。。。
ちなみに、この作品にとって些末なことではあるが、 シオン修道会の歴代総長を見て驚いた。 1188年からの20数名の名前が挙げられている中で、、、
サンドロ・ボッティチェルリ 1483〜1510 レオナルド・ダ・ヴィンチ 1510〜1519 アイザック・ニュートン 1691〜1727 シャルル・ノディエ 1801〜1844 ヴィクトル・ユゴー 1844〜1885 クロード・ドビュッシー 1885〜1918 ジャン・コクトー 1918〜1963
この作品でシオン修道会は、ローマ帝国の政略に侵される以前の、 イエス・キリスト夫妻の血を守ろうとする秘密結社として描かれているようだが。。。
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