2004年06月11日(金) |
そこはかとなく書きつく |
なぜ1週間ほどさぼってしまったのか、、何となく、としか言いようがない。 何となく書く気がしなかったというだけのことである。 新しい年金法案が議会の騒乱状態の中で強引に可決されるわ、 小泉クンはまったく独断で自衛隊の多国籍軍参加を約束するわ、 教育基本法に愛国心を盛り込む案が着々と作られつつあるらしいわ、 他にもまだあったような気がするが、アホらしいことばっか。。。 年金法案の際の自民党の強引さに対する有権者の批判から、 民主党への政権交代の〈希望〉もあるそうだが、 それこそ、政権交代の美名に覆われた最悪のシナリオだし。。。
何がアホらしいかといえば、もう何もかも、と言いたくなるほどなのだが、 とにかくもう、まず第一に、国会審議というのは、何だ?? 審議以前に、もう賛否の票数は決まってしまっている。 どんな批判があろうと、答弁がぜんぜん答弁になっていなくても、 そのためにおおぜいが審議拒否を表明しても、 時間が来たら、あらかじめ約束した連中が賛成票を投じて、おしまい。 何十年も繰り返してきた、国家の頂点でのアホらしい茶番劇の数々。。。 その茶番劇が庶民にもたらす影響は、これは決してアホらしいものではなく、 深刻な事態へと追いつめるのに、多くの国民はそれをいつも許してきた。 そうして馴らされてしまうのである。 だから、日本の軍国化も着々と近づいてきてしまったのである。 もう、自衛隊はこのまま駐留すべきだという人は決して少数とはいえないし、 自衛隊が国際的に協力しやすいように憲法を改めるべき、という人も、 増殖し続けているのである。 こんな状況だから、小泉クンも何ものをも恐れる必要なく、 多国籍軍への参加を独断で約束することができたわけだ。 何言われようと何とでもなるという味をしめてしまったからだ。 小泉クンが首相就任時に、ヒトラーみたいになるんじゃないかと、 どこかに書いたが、実は彼はブッシュの家来でしかなかった。 こんな奴のために写真集まで売られてフィーバーした国民の愚かさ。。。 ブッシュのご機嫌とるために、善意の日本人を排斥することも厭わぬ、、、 それにまた追随してしまった人々の何と多いことか。。。 改憲は、頂点の茶番劇だけでは決まらない、国民投票を経るとはいえ、 もう昨今では、この国民投票というのがかえって恐ろしいものに感じられる。
・・・ま、要するに、とりとめもなく、アホらしさに包まれていたわけだ。
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