きょうは、新年度の体制を決める4会議の日だったが、 まともに出たのは前半の職員会議と分掌会議までで、 11時に留年の決まっている生徒が転入先を決めていきなりやって来たため、 その親子の応対と、必要書類を作ったり発行手続きをしたりで、 会議に出たり抜けたりしながら、あちこち走り回っていて、 わけわからないまま会議も進み、いろんなことが決まってしまっていた。 まあ、そう大して困った結果になりはしなかったが。。。
今年は2年担任と図書部というところに落ち着いた。 担任については、積極的にやるつもりでいたのだけれど、 校内禁煙などという不当な扱いを受けては、自分の先行きも見当つかず、 引き受けようにも無責任に引き受けられない、とさんざんごねておいた。 それが10日ほど前のことで、数日前改めて呼ばれて懇願された。 担任くらいでこんな丁重な扱いを受けるとは意外だったが、 病気で体が弱い、精神的に弱い、定年間際、等々の理由で、 引き続き副担任という人が何人もいるようだから、よほど困っていたらしい。 もともと副担任に下りる気など毛頭ないから、引き受けたけれども、 校内禁煙という不当な扱いのために、どういうことになっても知らん! と、問題点だけは残すことを忘れないようにした。 何らかの形で、猛烈な抗議だけはしておかなきゃいけない。
図書部については、まずとにかく、できれば進路指導部から逃げたかった。 今まで進路だけは経験していなかったので、 この機会にちょっと仕事を覚えてもいいかな、、と去年は思ったのだが、 あまりに形式的なことにあくせくしてるし、 それへの反省もまったくしようとしないので、こりゃたまらんというわけだ。 3年生に持ち上がった時に進路だったら、いよいよたまったもんではない。 もう1年辛抱してもいいはずだが、逃げられるときに逃げないと、、、 というわけで、ダメ元でいいから言うだけのことは言っておこうと、 先週金曜日、これから新体制を決める委員会の始まる前に、 校長・教頭に直訴してみたのである。 進路はイヤだ、なんてことは言えない。 自分が進路にいると文句言い放題だから、進路部長もやりにくいでしょう、 ぐらいのことなら言える。 他にもいろんな話をして、結局は校長が、 毎年副担任の人よりも、担任引き受ける人の希望が優先だと判断してくれた。 その日は、校長が会議の半ばに中間報告してくれたし、 夜、教頭から電話があって、2年担任で図書部に決まったと報告があった。 きょうまで箝口令が敷かれているのに、異例の丁重な扱いである。
きょう正式発表を見たら、確かにその通りではあったが、 密かに恐れていた結果にもなっていた。 世界史選択者の集まるもっとも騒々しそうなクラスの担任に決まっていた。 学年主任が、頼む、とばかりに放り込んだに違いない。 といっても、おとなしい学年だからそう大したことではないけれど、 気の弱い教科担任が来たりしたら、ちょっと厄介なことになるかも、である。 ま、校長には、ますます煙草が増えるわ、といじめておこう。
学年でも分掌でも、そう大した係につかなくてホッとしていたのに、 後になって、学年主任から、総合学習の係に加わってほしいと頼まれた。 去年に引き続きアイディアがほしい、という言い方である。 できるだけムリのないやり方にしてきただけなのになー。 どちらかというと、骨抜きの計画にしてしまいたい立場である。 めんどうな依頼だと思ったけれど、計画が出てしまってから、 こんなのどうやってやるんだー、と文句言うよりは、、、と考え直して、 引き受けることにした。
ま、要するに、希望どおりにもなったけれど、厄介も背負い込んだ、といったところである。
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