新発売のサラ・ブライトマン「ハーレム」DVDが届いた。 アメリカ発売の直輸入品らしい。 注文するときには気にしていなかったが、見始めて、困った。 サラちゃんがいろいろしゃべっているのに、字幕が出ない!! 輸入品を買うときの、要注意項目に加えておこう。
しかし、話したり笑ったりしているサラちゃんにはあまり魅力を感じない。 今まで、ライヴDVDを3本買って見たが、いつもそう思う。 歌っている表情が何とも言えず魅力的だ。 歌っている口元には何とも言えぬ色気のようなものが漂っている。 しゃべったり笑ったりしている口元には、そういう魅力が感じられない。 あれほどいい声で、しかも歌がうまくなかったら、 わざわざ映像まで求めようとはしなかったはずである。 私にとっては、今までで最高の歌手である。歌の女神と讃えてもいいような。
残念ながら、今回のはライヴDVDではなかった。 凝った映像で構成されたプロモーションビデオ集みたいなものだった。 買うときは、とりあえず何でもいいから欲しいと思ったのだった。 モロッコやエジプトの美しい風景を背景にしていたり、 さまざまな映像を交錯させて目を楽しませようと工夫されているが、 かえってそれが落ち着かないだけでなく、歌手の魅力を損なっている。 「ラ・ルーナ」や「エデン」のライヴDVDのように、 何度でも見たくなるような感動がない。
さんざん工夫してあっても、ライヴ映像の方が楽しめるってのは皮肉だ。 録画とはいえ、やっぱり伝わってくる緊張感が違うのだろう。 早くハーレム・コンサートのDVDを出して欲しいものだ。 首が長くなるだけでなくて、長くなった喉から手も出てきそうだ。。。
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