今朝の東海ラジオでこんなことを話していた。 ブッシュ大統領の支持率は落ちて48%になっている、 ブレア首相は、退任を迫る世論が過半数に達してしまっている、 イラク戦争に対する批判がますます高まっているようだ、 ところが、日本では、自衛隊のイラクへの派遣について賛成が増えて 過半数になったそうで、、、日本という国は何かおかしいんじゃない?
そう、今始まったことじゃなく、本当にずっと長いことおかしいのである。 おかしな大衆が自民党を甘やかしすぎたせいで、 もうどうしようもないところまで来てしまっているのである。 濁流に逆らって新しい土地に救いを求めるよりは、 濁流に流されて滝壺に落ちる方が安心できるような国民性である。 いや、滝壺が待っていることなど知らないのだろう。
今回の件についていえば、「イラク攻撃を支持します」という首相の暴言が なぜ軽く見逃されてしまったのか、まったく不可解である。
一方、英米では、イラク攻撃のころは支持者が上回っていたはずだが、 その後の情勢がかんばしくないからと言って、 国家のリーダーに見切りをつけようとする人が増えていることになる。 これもまた、大衆の恐ろしさを感じさせる。 さんざん踊らせておいて、今になってゴミ箱へポイしようとしている。 でも、まだこちらの方がましである。 誤りを全部「世の流れ」にしてしまって正当化するよりはうんとましである。
|