TENSEI塵語

2004年01月06日(火) 久々の発熱に苦しむ

昨日は新年初出勤で、課題考査を作る分担をして、私の担当分の案を作った。
午後からは年休にしてあったので、帰路に昼食をとって帰宅した。
この昼食の時に、なーんとなく食欲がいつもどおりではなかったし、
その帰りに本屋に寄ろうと思っていたのが、億劫になってしまったあたり、
もう兆候が現れていたのかも知れない。
帰宅して、テストの問題だけは作り終えることができた。
そのころには、何か変に体のそこかしこがこってるなぁ、これはあぶない、
と思ったけれど、夜の会合を今になってキャンセルするわけにいかない。
吹奏楽連盟の支部の中・高の理事の新年会で、会場に私が一番近い。
私と幹事のために、この会場になったようなものである。
ま、遠い会場だったら用心して直前キャンセルもしたかも知れないが、
帰ろうと思えばすぐ帰れるし、直前キャンセルほど迷惑なものはないので、
とにかく出かけることにしたわけである。
途中まではビールも飲め、料理をつまむこともできたが、
途中からまったく受け付けなくなって、座っているのもつらくなってきた。
かなり腰に来ているようだ。
けれども、とにかくお開きの時間までは耐えて、それからすぐに帰った。

帰ってすぐ寝る用意をして、熱を計ったら37度6分だった。
この程度だったら、風邪薬を飲んで一晩真剣に寝ればたいてい治るはずだ、
と思って、一晩真剣に寝てみたけれど、今朝はまだ熱が下がってなかった。
きょう1日最も困ったのは、食欲がぜんぜんないだけでなく、
吐き気に悩まされるということだ。吐こうとしても何も出ない。
これほど吐き気に悩まされたという経験は、ちょっと覚えがない。
昼前に風邪薬を飲もうとして、空きっ腹ではまずいと思って、
何とかその時に口にしたのがポッキー4本だけである。
それから、夕方に熱が下がって、アロエヨーグルトをひとつ食べた。
夕飯の時に、お椀に一杯のうどんを休み休み食べた。
それからまた風邪薬を飲んで3時間ほど眠って、やっと仕事できる状態に
なったので、コーヒーを飲みながらテストの解答用紙を作ったところである。

熱にうなされる場合、うなされ方にもいろいろあるようで、
大学時代に、「鬼畜」という映画を見て帰った後、
2日間風邪熱に苦しんだときには、映画のさまざまな場面が夢に出て、
汗びっしょりになって起きたりしたものだし、
フッサールの現象学を勉強していたときは、解釈に悩んだ文章や
意識作用の図式が執拗に夢に現れて汗びっしょりになったものだった。
昨夜夢に何度となく現れたのは、兵士・武器・突撃である。
時折、私の前に数個の砲弾が宙に浮かんで並び、
そのうちのひとつが私の胃のあたりに近づいて、胃の痛みの象徴となる。
そうして、吐きそうになっては起き上がる、、、といった具合。。。
さて、今回のこのイメージは、戦争を憂え、自衛隊派兵を憂うためだろうか。
いやいや、そんな殊勝な人間だと思ってはいけない。
ゲームのやりすぎである。
そして、その前の晩からゲームができずにいたので、
やりたい一心の現れに過ぎなかったのだろう。

まーとにかく、苦しい苦しい1日であった。
運よくか運悪くか、明日の始業式には行けそうな具合である。
・・・うーん、、、正直なところをいえば、
今夜発熱して、明日はやむを得ず欠勤という形になってほしかったものである。


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