大晦日とはいえ、日本人が長い間使っていて日本文化の土台となっていた 旧暦でいえば、まだ12月9日である。 不思議なことだ。 昔もこんな日に除夜の鐘をつき、明日から初詣をしてたのかな、、、? な〜んて、そんなわけない、 今回のむつきついたちは1月22日だそうだから、それが元旦のはずである。 旧暦12月9日のきょう108の鐘をついたって除夜の鐘の意味はなかった はずなのに、太陽暦を採用したら僧侶も神官も太陽暦に合わせたところが 何ともおもしろいものだ、 神仏の摂理であればそんなことで変わりっこないはずなのに。。。
しかしまあ、とにかく我々にとっては、ひとつの節目である。 本当は、4月の新学期が大きな節目なのだが、 2003年が終わるとか言って世間があまりにも大騒ぎしているから、 自然とそれにおつきあいするはめになるわけだ。
今年はとにかく転勤で慌ただしい1年だった。 3月から9月までは、とにかくひたすら落ち着かずバタバタしていた感じだ。 もう転勤は御免である。 それでも、行事もなくなった10月あたりからようやく慣れてきて、 わりと自分のペースで生活できるようになったように思う。 7限授業も、かえって時間的なゆとりに感じられてきたし、 こうして担任してるのがもっとも気楽でいい、基本だという気分に戻った。 20年近く腹の中に納めたまま取り出さずにいたことも、 自分の担当範囲内で試み始める余裕も生まれてきた。 それは、古典の活用語の訓練を徹底的にやらせることと、 HRの生徒たちに日々の復習を具体的に勧めるということである。 前者は勇気が出ずに、後者はいい方法が見つからずに躊躇していたのだった。 学校運営に対する提案も、徐々にわき出る状態になってきた。 ちょっとおもしろくなってきたぞ、という今年の暮れである。
昨日見つけた戦争体験リンク集、あれを生徒に読ませる教材にすることも考え始めた。
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