毎回そうだけど、恐れと不安と淋しさに包まれる納車日である。 先月23日に注文したニューオデッセイは12月中旬以降、 年内納車も難しいかもしれないと言われていたが、 10日ほど前に半月ほど予定が早まったと連絡が入って、 バタバタと書類の用意などして(大半は店の方で書いてくれるけど)、 きょうの納車ということになったのだ。 楽しみだねーとみんな言ってくれるけど、今まで納車日が楽しみだったのは 古い中古アコードから、中古だけどグレードの高いアコードに変えたときと、 トヨタのルシーダからオデッセイに変えたときだけである。 今回が7台目なのだが、納車日というのは別れの淋しさに包まれる日である。 そうしてまた、慣れない車に乗る緊張を強いられる日でもある。 どちらかというと、たいへん億劫な日である(大枚を放出するしー、、)。
さて、きょうは、いろいろと今までと違った仕組みがあるので、 店へ車を引き取りに行って、1時間半も説明を聞いたり確認したりした。
まず、最も新しいのは、カードによるキーレスシステムである。 カードを身につけていれば、離れたらドアロックされるし、 近づくとドアロック解除されるし、そのままキーなしでつまみを回して エンジンをかけることができる。盗難防止機能も高いそうだ。 もちろん、キーを併用することもできる。 運転席シートは電動で上下前後に動かすことができる。 2列のリアシートの操作方法も今までとだいぶ違っている。 サイドブレーキは足で踏むことになっている。 オートマのレバーには、マニュアルモードもついている。 今まではなかった、折りたたみ式のテーブルが運転席横についている。 フロントガラスやサイドミラーにも熱線が入っているそうだ。 車体にコーティングをしてもらったのでその注意事項も聞かなきゃならない。 何やかやで、いつもだと2、30分で終わる受け渡しの行事が、 1時間半を越えてしまったのである。 私はこれでもかなりオプション装備を切りつめておいたけれど、 フル装備の車を買ったりしたらたいへんなことになりそうだ。
さて、いざ乗ってみると、今まで以上に快適である。 走行音はますます静かだし、キーレスも便利である。 10年ほど前に誕生したときから、ずっとお気に入りだった車が、 格段にまた進化したことがよくわかる。 燃費もうんといいようだが、これはもっと後にならないと確認できない。 けれどもまだよそよそしい。 他人の家で遠慮しいしい居候しているようなものだ。 新車が自分の空間になるまでにまだかなりの日数がかかる。 さまざまな思い出のまとわりついた車を手放した代償は案外大きいものである。
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