TENSEI塵語

2003年09月26日(金) 生徒会立会演説会

きょうは授業は5分短縮にして、授業の後、立会演説会があった。
生徒会長、副会長、書記、会計の計6名の立候補者の立会演説会である。
こんな静かに進行する立会演説会は、教員になって初めてである。
今まで20年近く、立会演説会のたびに、無責任を看板にして掲げるような、
雑談に興じるアホ面をあちこちに眺めなくてはいけなくて悲しかったものだ。
きょう見た立会演説会は、演説の合間には少々ざわついたりはするものの、
候補者が話し始めればほとんど私語しているものがない、という感じだった。
候補者も、1分以上は自分の決意を語っている。
何をどのようにするつもりであるというような、
公約的なものがないのは相変わらず残念であるが、
もう聞き飽きた「よくわからないけど、がんばるのでよろしく」みたいなんで
10秒ほどでさっさと切り上げるようなのがないのが救いだった。
演説の後、選管の司会が投票方法について説明する前にざわざわしたが、
選管の生徒の「静かにしてください」で静かになってしまうのも驚きだった。

ただし、不信任に○をつける生徒が意外に多いのが腹立たしい。
そんなら自分が出ろってんだ。
自分が出られなければ、やって欲しい人を出させるべきなのである。
私が中学生だったときはやりたがりがいっぱいいて、
私が立候補した書記なども、4人が熱弁を奮って、
全員が3分を過ぎて、演壇でチンチンチンチン鳴らされたものだが、
今はそんな時代でなく、めんどうなことはやりたくない風潮の中で、
彼ら立候補者は、犠牲的で献身的なボランティアなのである。
誰もやりたがらず、しらけきった風潮の中で、すごい重荷を背負いつつ、
誰かがやらねばならぬという使命感で出てきただけなのである。
不信任どころか、感謝すべきなのだ。
立会演説会と投票をするのも、単に手続きを踏むだけの意味しかない。
あたたかく信任してあげてほしいものである。


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