TENSEI塵語

2003年07月22日(火) 無用とは?

昨夜は、ちょっと時間をかけて、
若いころどんな風に音楽によって癒されていたかを書いたりしてたのだが、
登録しようとして回線をつないだ途端にフリーズしてしまった。
考え考え苦心して書いた長文が、それで跡形もなく消え去った。
時刻ももう遅かったし、とても書き直す気力はなくなった。
今夜、1日おいて再び、、という気力さえも起きないほどショックだった。
以前、1度こんなことがあった直後は、テキストエディタで書いてから
こちらにコピーするなどというような手間をかけていた時期もあったけれど、
しばらく安全な状態が続いたので、油断していたのだった。

このPCという機械は、便利だけれど厄介なものである。
作文するのにこんな便利なものはない。
紙に書いたら、下書き・推敲・清書と、少なくとも2度以上書くことになる。
途中で書き損じたら、特に手紙の場合は最初から書き直しである。
若かったころはそんな手間を忍耐強くやっていたものである。
PCで作文し始めて一番ありがたいと思ったのは、
削除・挿入・修正が思いのままで、間違えたってこわくない点である。
その代わり、昨夜のようなことがあると、跡形もなく消えてしまう。
紙に書いていたころはすべてが残っていたのに。。。

きょう学校で、私のノートPCから進路室のプリンターで印刷できるように
しようと、ドライバのCDを探し出してインストールした。
進路室のプリンターは、3台の窓機とLAN で接続されている。
その中の1台のLAN ケープルを外して自分のノートに挿して、
しっかり設定し終えて接続を試みたけれど、プリンターを認識してくれない。
何度か試みた後、接続状況を再確認すると、
LAN とプリンターを仲介しているのは、プリントサーパーという器具である。
このプリントサーバーとMac の相性が悪いのかな、といろいろ研究しても、
ぜんぜんそんなことはなさそうである。
取説どおりの設定を、さっきからちゃんとしているではないか。。。

いったん諦めて、そうしてしばらくして取説を読み直しているうちに、
驚くべき注意書きに気がついた。
「本製品(プリントサーバー)を使用するときは、
 プリンタードライバにLaserWriter8 を選択してください」
LaserWriter !!!
Mac OSをインストールするたびに、標準装備で必ずインストールされ、
無用なことが明らかなのでそのたびに捨ててきたプリンタードライバである。
それが今、なくてはならぬものとして現れてきたのである。

帰宅後、夜になってから、OSインストールCDから、
このLaserWriter 8のファイルをコピーしようとしたら、
これがまた、容易ならざることだった。
CDの中にファイルの形で存在するのでなく、インストールの過程で、
ファイルとしてインストールされるようになっているらしかった。
それで、このファイルをまだ捨てずに残してある人から
送ってもらうことで解決せざるをえなかった。

長年、無用であることが常識だったのに、突然存在を主張し始めた。
ま、人間の知識なり経験なりも、そういうものだという気がするけれど。。。
本当に無用であるかどうかは、生きている限りわからないものだ。
我々の周りにあるものは、その状況によって意味を変えるものだから。。。


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